JBJJF全日本ノーギ、黒帯オープン決勝は森戸新士が変則的サブミッションで一本勝ち
JBJJF全日本ノーギ、黒帯オープン決勝は森戸新士が変則的サブミッションで一本勝ち
JBJJF 全日本ノーギ選手権
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9月28日(日)、神奈川県・横浜武道館では、JBJJF「全日本ノーギ柔術選手権」が開催された。
アダルト黒帯で試合が成立したのは、ライトフェザー、フェザー、ライトの3階級+オープンで男子のカテゴリーのみ。ライトとオープンはそれぞれワンマッチ決勝戦となった。
そのオープンクラスは、今大会で黒帯ライト級を制している樋口翔己(パラエストラ吉祥寺)と森戸新士(藤田柔術)の一戦に。
開始から樋口のタックルをスプロールした森戸が、樋口を寝かしていったが、下から樋口は森戸の足をすくいながら首を抱えて上を取り、そのままバックを狙う迫力の攻防で幕を開けた。
その後も互いに上下を入れ替え、ポイント2-2となった残り3分半。クローズドガードを作っていた森戸が、お尻を外にずらし、樋口の首と足を抱えた変則的なサブミッションを披露。樋口の体を九の字にし、四の字に組んだ足で肋骨を圧迫するように極め、勝利を奪った。
また、前述の通り、階級別にも出場している樋口は、ワンマッチで瀬谷俊彦(トラスト柔術アカデミー)と対戦。素早いタックルから瀬谷のバタフライを潰してのパスガード。さらには、時間をかけてのスタックパス、ハーフからのマウント奪取など、お手本のようなパス&ポジショニングにより15-0で完勝している。