KINGZ JAPAN Athlete File 02:福島聖也 ― 自分の強さの限界を見るまで
KINGZ JAPAN Athlete File 02:福島聖也 ― 自分の強さの限界を見るまで
KINGZ JAPAN

ブラジリアン柔術界で注目のKINGZ JAPANアスリートを深掘りする、KINGZ JAPANとJiu Jitsu NERDのコラボレーションシリーズ。第2回は、福島聖也を紹介したい。
福島聖也~柔術家の軌跡
1997年7月14日生まれの28歳。
福島聖也は、CARPE DIEM芦屋に所属する黒帯で、いまや日本を代表する柔術アスリートだ。
茶帯時代は、2024年のIBJJFアジア選手権優勝や同ヨーロピアン選手権2位といった輝かしい実績を築いた他、国内のプロ柔術イベント「KIT」における激闘など目を見張る活躍を残した。
2024年7月に黒帯昇格を果たすと、同年のJBJJF全日本選手権を制した福島は、2025年にJBJJF全日本オープンでも優勝。国内トップの黒帯柔術家として確固たる存在となった。
近年はセミナーなども積極的に行い、選手として活動の幅を広げており、師・岩崎正寛譲りの安定感のあるハーフガードや、切れ味鋭いパスガード、高い身体能力を武器にした技の数々は、柔術家たちの憧れになっている。

主な獲得タイトル
- JBJJF 全日本オープン2025 優勝(アダルト黒帯ライト級)
- JBJJF 全日本選手権2024 優勝(アダルト黒帯ライト級)
- IBJJF ヨーロッパ選手権2024 2位(アダルト茶帯フェザー級)
- IBJJF アジア選手権2024 優勝(アダルト茶帯フェザー級)
福島聖也に訊く14の質問
Q:お気に入りの試合
A:2024のヨーロピアン。茶帯で2位に入ったのと、古巣パト(スタジオ)の人たちと行動して楽しかったため。
Q:影響を受けた人物
A:柔道部時代の柏崎克彦先生、柔術ではパトの(中村)大輔さん、芦屋の岩崎(正寛)さん。この3人の取り組みや姿勢、その場その場での何気ない一言が自分の中に残って考え方に影響を受けています。技術的には岩崎さんが大。
Q:出身地
A:埼玉県の秩父とか熊谷とかの方。
Q:柔術を始めた年
A:2018年?記憶が曖昧です。
Q:現在のチーム
A:CARPE DIEM芦屋
Q:トレーニングルーティン
A:選手練が月〜金、土曜に若い学生たちの練習に混ぜてもらって、日曜に会員さんとスパーリング。疲れたら適宜休む。このサイクルでしたが、キツくなってきたので、週でどこを休みにするか模索中です。
Q:試合後の好きな食事
A:その土地の美味しいもの、あとビール。
Q:試合前の儀式
A:動的なストレッチが結構好きで、よく動いています。
Q:これまでで最も大きな勝利
A:2024年の全日本黒帯優勝。
Q:柔術での夢
A:特に決めているタイトルなどは無いですが、自分の強さの限界を見るまで技術の改善を続けていきたいです。そしてそれをトップ選手にぶつけられる舞台に立ちたいです。
Q:アスリートでなかったら何をしていた
A:もともと工場で経理の事務をしていましたが、全然向いていなかったので、何でもOKならカレー屋さんになりたいです。それか、地元が田舎なので家の周りの畑を耕したり……?
Q:私を表現する名言
A:道、ですかね……(笑)
Q:好きなKingz Gi
A:ナノシリーズがかっこよくて好きです。色は青が似合うと言われるので青。練習着は黒で、ケアが楽で好きです。白はかっこいいのですが、血とかつくと目立つのでたまにしか着ません。
Q:初心者へのアドバイス
A:この競技はやることが広すぎてスタイルを確立して青帯になるまでがキツいですが、そこからは楽しいので、なんとか青まで頑張ってください!
・福島聖也 Instagram
・CARPE DIEM芦屋
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