世羅智茂がONEデビュー戦で一本勝ち。三角絞めや飛びつき腕十字で魅せた

Photo by ONE Championship

8月23日（金）タイのルンピニー・スタジアムでは「ONE Friday Fights 76」が開催され、その第1試合では、ロシアのマゴメット・マティエフと世羅智茂によるライト級サブミッショングラップリングマッチが行われた。

入場から笑顔を見せていた世羅。186cmあるマゴメットとの身長差は20cm近い。

開始早々、長い手を伸ばしてギロチンを狙ったマゴメット。すぐに立った世羅は、マゴメットとスタンドの攻防になるや、挨拶代わりと言わんばかりに飛びつき腕十字へ。

世羅の代名詞＝腕十字でマゴメットの腕を完全に伸ばしたが、ここはマゴメットがヒッチハイカーエスケープで上になり、難を逃れた。

すると、マゴメットとスイープ合戦のようになった世羅。クローズドガードからマゴメットの首を抱えると、そのまま相手の腕を足で跨ぎ三角絞めに捕えて、3分6秒で一本勝ち。ONEデビュー戦を勝利で飾った。

勝った世羅はコーナーに登って喜びを爆発させると、試合後のインタビューで「サワディ－カップ」と絶叫し、場内から歓声を浴びた。