サンディエゴの個性派ジムのSURFIGHTはサーフィン×柔術がテーマ
サンディエゴの個性派ジムのSURFIGHTはサーフィン×柔術がテーマ
世界のタタミから

いまアメリカではロサンゼルスに次ぐ柔術都市となっているサンディエゴ。
サンディエゴには世界のトッププジムの1つであるATOSの本拠地で、その他にも様々なジムがあり、車で10分走ればジムがある過密状態となっている。
そんな中で、個性的な独自カラーを打ち出して活動しているのがSURFIGHT(サーファイト)だ。
SURFIGHTは2020年頃にサンディエゴ郊外のデルマーに創設されたサーフィンと柔術を融合したジム。
ジムの設立者は、伝説的サーファーであり柔術家である ジョエル・チューダーと、“ゴリラハンド”の異名を持つベースボールチークの名手であるマジッド・ヘイジ。
カーウソン・グレイシー系の黒帯であるジョエルと元グレイシーバッハのマジッドという2人が創設したジムということで、ジムのロゴはカーウソンチームのロゴで使われているブルドッグと、グレイシーバッハの旧ロゴキャラクターだったタズマニアックを組み合わせたものとなっている。
この2人にいまやレジェンド的な存在ともなったジェフ・グローバーも合流し、現在はジョエル、マジッド、ジェフの3人が指導中。
オープン当初は小さなジムだったが、今年に移転して広く大きくなってリニューアルし、移転前に比べると倍ほどの大きさとなった。
マーチャンダイズはオールドスクールな旧ロゴと新ロゴの2つを併用して作られており、カラーバリエーションやアイテム数も豊富で人気。
また最近のジムにありがちなユニフォームレギュレーションも皆無で、ノーギクラスはラッシュガード着用は必須ではなくTシャツでもOKというのも面白いところで、これは規則で縛られるのが苦手なマジッドらしさも感じられる。
倉庫を改装して作られたジムは解放感も満載で、ルーズな雰囲気でガツガツした感じもなく、独特のフィーリングに溢れている。
この競技柔術全盛のサンディエゴにおいてSURFIGHTは異色のジムといっていいだろう。

サンディエゴ郊外のデルマーにあるSURFIGHT。古い倉庫を改装して作られており解放感満載だ。

ここはマジッド・ヘイジ(写真・右)とジョエル・チューダーによって作られたが、旧友のジェフ・グローバー(写真・左)もインストラクターとして指導中だ。

ここのテーマはサーフィン×柔術ということで、ジムにはサーフボードも多数ディスプレイされている。

マットスペースは移転前に比べ2倍以上の広さになった。

カウンターの周りには過去の写真がたくさんあり、カーウソン・グレイシーやカーロス・グレイシーらの写真が額装されて飾られている。

SURFIGHTはマーチャンダイズも豊富で、旧ロゴ&新ロゴの2種を併用して多数展開。こちらはオールドスクールなデザインの旧ロゴ。

今年から使われている新ロゴはタズマニアックとブルドッグのイラストロゴ。これはグレイシーバッハとカーウソングレイシーをオマージュしている。

SURFIGHT JIU JITSU CLUB
2126 Jimmy Durante Blvd, Del Mar, CA 92014
website: https://surfightsd.com/