全日本マスター最終日、黒帯各階級で実力者達が存在感示す
全日本マスター最終日、黒帯各階級で実力者達が存在感示す
JBJJF 第20回全日本マスター選手権

5月2日・3日に横浜武道館、5月6日にエスフォルタアリーナ八王子で、JBJJF主催「第20回全日本マスター柔術選手権」が開催された。
最終日となる6日は、茶帯・黒帯カテゴリーが実施され、各階級で見応えある攻防が繰り広げられた。

マスター1黒帯ルースター級は、渡邉直哉(ポゴナ・クラブジム)が宮地一裕(DRAGON’S DEN)を下して頂点に立った。Wガードで始まった一戦は、渡邉がクラブライドからスイープを奪い、その後は一進一退の展開に。終盤は宮地の仕掛けを冷静に凌ぎ切った。

4人トーナメントで行われたマスター1黒帯ライトフェザー級は、渡部修斗(ストライプル)が優勝。決勝では加藤聡志(トライフォース柔術アカデミー)に対し、パスを許して0-3とリードを許す展開となるも、渡部は終盤にスプロールからバックを奪取。得意のチョークで逆転の一本勝ちを収めた。
マスター1黒帯フェザー級は、八巻祐(X-TREME EBINA)が貫禄の優勝。村瀬一晃(エクストリーム柔術アカデミー)との決勝では、先にスイープを奪いながらも、相手のディープハーフに耐える展開が続く。しかし、最終的にパスガードを成功させると、そのまま腕を極めて勝負を決めた。

三つ巴戦となったマスター1黒帯ライト級は、樋口翔己(パラエストラ吉祥寺)が制覇。決勝では峯岸零弥(パラエストラ小岩)を相手に、ポイント4-0、アドバンテージ4-1で勝利した。
また、マスター1黒帯ミドル級は、卯都木豪(CAVE)が後藤拓磨(トライフォース柔術アカデミー)との接戦を制し優勝。ポイント2-2、アドバンテージ2-0で競り勝った。
オープンクラスでは、マルロン・ゴドイ(ボンサイ)がライト級王者の樋口と決勝で対戦し、腕十字で一本勝ち。一人優勝となった階級=スーパーヘビー級とあわせて二階級制覇を達成した。

さらに、マスター1以外のカテゴリーでも、黒帯では各年代の実力者達が結果を残した。
まず、マスター2では、黒帯ライトフェザー級を鍵山士門(Quip)、同フェザー級を加古拓渡(グラップリングシュートボクサーズ)がそれぞれ制している。

マスター3の黒帯ライトフェザー級では、決勝で高橋俊彦(パラエストラ吉祥寺)を破った五味良太(X-TREME EBINA)が優勝。さらに同ミディアムヘビー級とオープンクラスでは、中村圭太(ユナイテッドジム)が圧巻の二冠を達成した。

マスター4の黒帯では、藤本宗平(ポゴナ・クラブジム)がライトフェザー級を制し、同フェザー級は塚田市太郎(Spandau)が実力を示した。
注目の黒帯ライト級は中村大輔(PATO STUDIO)が圧倒的な強さでトーナメントを制覇。準決勝の宇野薫(UNO DOJO)戦ではフットロックで会場を沸かせ、決勝の田中達憲(トリスケリオン柔術アカデミー)戦では、クローズドガードからのスイープ、再びクローズドガードに引き込むなど安定した試合運びでポイント勝ちを収めている。
さらに、タレント揃いのマスター4では、岡本裕士(RJJ)が黒帯ミドル級を、高本裕和(高本道場)が黒帯ミディアムヘビー級を制覇。さらに白木大輔(CARPE DIEM HOPE)は黒帯ヘビー級とオープンクラスで二冠を達成したほか、今年からマスター5に参戦した金古一朗(シュラプネル柔術アカデミー)は、黒帯ルースター級で堂々の優勝を果たしている。
Photo by ISHII DOJO
