あきぴ、勝利と紫帯昇格の舞台裏──「“白帯の気持ち”でまた積み上げる」
あきぴ、勝利と紫帯昇格の舞台裏──「“白帯の気持ち”でまた積み上げる」
interview

アマチュアMMAでの勝利、そしてケージ上という特別な舞台での紫帯昇格――。
勢いに乗るあきぴ(ABLAZE八王子)が、いま確かな手応えとともに次のステージへと歩みを進めている。
青帯時代の苦戦を乗り越え、ようやく結果が伴い始めたタイミングでの昇格には、喜びと同時に新たな覚悟もにじむ。
「まだ途中」という冷静な自己評価の裏には、地道に積み重ねてきた努力と、これからへの強い意志がある。
さらに八王子での新クラス担当も決定。
選手としてだけでなく、指導者としても新たな一歩を踏み出した。
試合、昇格、そして指導――大きな転機を迎えた今、その胸の内にある思いを聞いた。

──先日のDEEP JEWELS(アマチュアマッチ)での勝利、そしてケージ上での紫帯昇格、おめでとうございます。
あきぴ:ありがとうございます。すごくびっくりしました。でも代表が結果だけじゃなくて、これまでの努力も見て評価してくれた昇格だと思うので、本当にありがたいですし、これからも頑張ろうと思いました。
──ケージ上での帯昇格は突然のことでした。その瞬間はどうでしたか?
あきぴ:本当にびっくりしました。でも純粋に嬉しかったです。人生でこういう経験ってなかなかできないので…。いつも関わってくれている皆さんには本当に感謝しています。
──MMAで勝利しての帯昇格というのも印象的ですが、柔術がバックボーンとしてあるあきぴさんにとって、今回の紫帯昇格をどう受け止めていますか?
あきぴ:正直、自分の中ではまだ帯の途中というか、やっと半ばまで来たという感覚です。なので嬉しい反面、焦りや怖さもあります。でも帯の色にとらわれず、白帯のときの気持ちを忘れずに、基礎からコツコツやっていきたいと思っています。
──このように最近は試合でも好調ですが、今の調子はいかがですか?
あきぴ:そうですね。やっと少しずつできることが増えてきたなと感じています。
──青帯時代の序盤は苦戦続きで長い間の未勝利もあった中で、最近の大会では優勝・入賞など明確な結果も出てきました。そのタイミングで早くも次の帯を巻くことについてはどう感じていますか?
あきぴ:青帯になりたての頃は本当に苦戦していて、やっと最近優勝できたり、勝ち始めてきたなというタイミングでした。そこで次のステップに進むことになって、これからまた厳しい戦いになると思います。
──女子はそもそもの試合機会が限られることもありますが、それが紫帯以上となるとさらに顕著となります。その点についてはどう考えていますか?
あきぴ:本当は月1回くらい試合に出て経験を積みたいので、そこは少し難しい部分もあり、また歯がゆく感じることもあります。でも試合に出られないいときは、その分しっかり練習して、MMAなり柔術なり、試合が決まったらそれに合わせてまた準備していきたいと思っています。
──今回、LOKA八王子で新たにクラスを担当することになりました。その経緯を教えてください。
あきぴ:代表から「新しいジム(LOKA八王子)で女子クラスをやらないか?」と声をかけていただきました。正直、自分が指導するのはまだ先だと思っていたんですが、クラスを持つことでジムの力にもなれると思いましたし、いつもお世話になっている代表に少しでも恩返しができればと思って引き受けました。

──これまでも単発での指導の経験はありましたが、このような定期開催のレギュラークラスは初めてとなります。どういった違いがありますか?
あきぴ:これまでは単発でキッズなどを指導していましたが、今回は週1回の継続的なクラスになります。キックはやっているけど柔術は怖いと思っている女性の方が、一歩踏み出すきっかけになれば嬉しいです。柔術って強い人だけが楽しめると思われがちですが、まず入り口を広げることが大事だと思っています。
──新しくオープンするジム「LOKA八王子」はどんな環境ですか?
あきぴ:すごく広くて、清潔感もあって、おしゃれな雰囲気のジムです。とてもいい環境だと思います。
──クラスはどんな内容にしていきたいですか?
あきぴ:女子練習会のような雰囲気で、みんなで楽しく強くなれるクラスにしていきたいです。
──改めて、勝利・紫帯昇格・クラス担当おめでとうございます。
あきぴ:ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

