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MMAファイター・牛久絢太郎、紫帯ライト級制覇「課題は“一本で終わらせること”」

ASJJF ASIAN OPEN 2025

· Interview,Event - ASJJF
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MMAを主戦場とする牛久絢太郎が、ASJJFアジアオープンのマスター30紫帯ライト級で優勝を果たした。

もともとはMMAの練習の充実を目的に始めた柔術だったが、試合への挑戦が刺激となりエントリーを決断。

初の紫帯での試合で結果を残した牛久に、大会出場のきっかけ、階級選択、そして今後の展望を聞いた。

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――優勝おめでとうございます。まずは今大会に出場しようと思ったきっかけを教えてください。

牛久:ありがとうございます。もともとMMAをやっている中で、寝技をもっと丁寧にしたいなと思って柔術を始めたんですけど、やっぱりやり始めると試合に出たくなっちゃって。それで今回エントリーしました。

――実際に試合をしてみて、どんな印象でしたか?

牛久:自分は総合の選手なので、道着を使った技に慣れていない部分があって。相手の選手は道着ありきの技が本当に多彩だったので、そこは難しかったですね。

――今回はライト級(ドーギ込み76kg)での出場でしたが、この階級はご自身にとってどのくらいの位置づけでしょうか。

牛久:ほぼナチュラルですね。正直フェザー級でもいけたと思いますし、道着を着てしっかり減量すれば70kg台前半でも全然余裕でした。今回も道着を着て71kgくらいだったので、「体重足りなくて大丈夫かな?」とは思いましたけど、結果的に優勝できたのでよかったです。

――現在の柔術の練習環境について教えてください。

牛久:中学時代の同級生でもある横山(武司)くんがやっているスウェルズ柔術ジムで練習しています。彼の家族のことも昔から知っている関係ですし、横山くんとも練習の縁があったので、今回はスウェルズから出場しました。

――今回が柔術の試合は初めてだったのでしょうか。

牛久:4~5年前の青帯のときに1度出たことがあります。紫帯では今回が初めてだったんですけど、やっぱり帯が上がると相手は一気に強くなりますね。

――今大会は2試合を勝ち切り、決勝ではパスガードで勝利しました。手応えはいかがでしたか?

牛久:正直、一本で決めたかったです。MMAファイターとして「極め切る」というのはすごく大事なので、そこは今回の課題ですね。次はしっかり一本を取りにいきます。

――今後も柔術の試合に出場する可能性はありますか?

牛久:もちろんあります。あくまで主体はMMAですが、MMAの試合がない時期には、また柔術の試合にも出ていきたいと思っています。よろしくお願いします。

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2試合を勝利して優勝した牛久。引き続きの柔術参戦を期待したい。

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