初来日&黒帯デビュー戦のサラ・ガウヴァオン「来年はチームメンバーたくさんで来たい」
初来日&黒帯デビュー戦のサラ・ガウヴァオン「来年はチームメンバーたくさんで来たい」
IBJJF ASIAN 2025

ATOS総帥のアンドレ・ガウヴァオンの愛娘であるサラ・ガウヴァオンは今回、念願の初来日を果たし、IBJJFアジアで黒帯デビュー戦を行った。
ムンジアルで茶帯Wゴールドという戦績を残して黒帯昇格したサラは、その表彰台で黒帯を巻かれ、黒帯としてIBJJFアジアに初参戦。
ここで階級&無差別でWゴールドを獲得し、その強さをまざまざと見せつけていた。そんなサラに試合後インタビューをお願いした。

──優勝おめでとうございます。今の気分はどうですか?
サラ:最高ね。黒帯のデビュー戦で2つの金メダルを獲得できたことを嬉しく思います。また黒帯での最初の試合を日本でやれたこともよかったです。
──日本に来たのは初めてですよね?
サラ:そうなんです。ずっと前から行きたかった国で、楽しみにしてました。そして黒帯デビュー戦を行い、Wゴールドを獲得でき、とてもいい思い出になりましたね。
──試合はどうでしたか?
サラ:ライト級とオープンクラスで4試合を戦って3試合で一本勝ちできました。試合内容にも満足しています。
──今大会では韓国人選手との対戦が多かったです。それについてはどう思いましたか?
サラ:これまで韓国人選手というか、アジアの選手とはほぼ戦ったことがなかったんです。今大会では3試合を韓国人選手と対戦し、とてもタフだったことに驚きました。こういったこれまで対戦していなかった選手たちと戦えてことはいい経験になりましたね。

今大会では韓国人選手2人と3試合を行ったサラ。アメリカを主戦場にするサラにとってこれまでアジア人との対戦はほぼなかったという。
──初めての日本で観光などにも行ってましたね。
サラ:大会の前に京都に行ってお寺を見てきました。とてもキレイでしたね。そして東京では渋谷の交差点にも行きました。あの場所はとても有名で前から行ってみたいと思ってました。東京でもお寺や神社に行きましたよ。日本のカルチャーは好きです。
──日本の食事で好きなものはありましたか?
サラ:寿司ね。初めて日本の寿司、生魚を山葵と醤油で食べるのは興味深い経験でしたね。
──でも寿司はアメリカにもありますよね?そんなに違うものでしたか?
サラ:全然違ったわ。魚は新鮮で食感がソフトで、あと醤油、ソイソースの風味もよかったです。ただ塩辛いだけでなく、味わい深いというか…。すべての魚が美味しくて、それぞれの魚の味がしっかり感じられて、アメリカのものとは全くの別モノでしたね。あとコップのお水ですら違うもののように感じられました。あの経験は忘れられないですね。
──海外の方は生魚を食べるのが苦手な方もいますが、サラは大丈夫なんですね。
サラ:ええ、刺身も大好きです(笑)。
──今大会では素晴らしい戦績を残しました。また来年も日本で試合をしますか?
サラ:ええ、もちろんです。できるなら毎年、日本に来て試合をしたいと思ってます。今回、初めて日本に来て大好きになりました。もし来年も日本に来るなら家族だけでなく、ATOSのチームメンバーたくさんで来たいですね。そしてまた日本に来るなら、まだ日本語は「アリガトウゴザイマス」しかわからないから、それまでにビデオを見て勉強しないといけないですね。
