決まり手はリバーストーホールド!? 須藤拓真が今成正和から涙の一本勝ち
決まり手はリバーストーホールド!? 須藤拓真が今成正和から涙の一本勝ち
Level-G
·
6月16日(日)、東京・大久保のGENスポーツパレスでは、グラップリングイベント「Level-G」が開催され、今成正和(今成柔術)と須藤拓真(X-TREME EBINA)による、-66kg契約/10分1Rが行われた。
それぞれのコールでは、右手を突き上げた須藤に対し、一礼した今成。試合は、須藤がケージに押し込むと、今成は飛びつきクローズドガードへ。
しかし、須藤が膝を立てると、あっさりクロスを解いた今成。須藤は今成の足を持ってケージ中央へ引きずっていった。
今成が須藤の足に絡んでいくも、立ち上がった須藤はレッグドラッグポジションから今成の足を抱えていったが、今成も膝を抜いてディフェンス。緊迫した攻防が繰り広げられる。
しかし、下から足を絡める今成に対し、尻餅をついた須藤が今成の左足の踵とつま先を両手で持ち、これを捻るようにトーホールドを極めると、今成がすぐさまタップ。1分53秒で試合が決した。
試合後の須藤は涙を流して「今成さんを見て柔術を始めた」と喜びを語ると、その後、自身のXアカウントでは、この決まり手を「膝上を足でロックするっていう足関節の常識からは外れた技」と説明。正式名称はわからないとしながらも、「リバーストーホールド」と呼んだ。