女子の茶帯オープンはグアムのフランチェスカ・リザマが優勝し2年連続で全日本制覇
女子の茶帯オープンはグアムのフランチェスカ・リザマが優勝し2年連続で全日本制覇
JBJJF 第26回 全日本ブラジリアン柔術選手権

JBJJF全日本の女子茶帯はオープンクラスを含め4階級のみの実施となった。
国内の柔術シーンの女子の割合は男子と比較すると5~10%といわれており、帯色が上がっていくほどにエントリーの少なさは顕著となる。
ちなみに黒帯はライトフェザーの1階級のみで、オープンクラスは1人エントリーだったために行われずに終わっている。
そんな茶帯は前回大会から連続して同じ帯色で出ていた選手も多く、そういった選手たちの活躍ぶりが目立っていた。
ライトフェザー優勝の村井成美、ライト優勝のヘナータ・ハルミ、オープン優勝のフランチェスカ・リザマらは昨年のJBJJF全日本も茶帯で出ており、村井は初優勝、ヘナータとフランチェスカは2年連続優勝となっている。
またルースター優勝の田中美佳は今大会が茶帯デビュー戦だったが見事に金メダル獲得を果たしており、今後の活躍にも期待大といえるだろう。

茶帯ルースターは3人巴戦となり、決勝戦は田中美佳 (CARPE DIEM ASHIYA)と松中真葉 (AXIS)の対戦で、田中が制して優勝となった。

昨年は3位入賞に終わった村井成美 (Evermove)が茶帯ライトフェザーで優勝。決勝戦で大吉風花 (PATO STUDIO)から勝利しての金メダル獲得だ。

ヘナータ・ハルミ (INFIGHT JAPAN)と戎谷いちか (柔専館)のワンマッチ決勝戦となった茶帯ライトは絞めを極めたヘナータが一本勝ちで制す。

女子アダルト茶帯オープンクラスはグアムのフランチェスカ・リザマ (PUREBRED)と群馬のヘナータ・ハルミ (INFIGHT JAPAN)の顔合わせで、この両者はグアムやASJJFの大会で幾度となく対戦しており、フランチェスカが連勝中。今大会もフランチェスカ勝利で2年連続でJBJJF全日本制覇となった。

女子アダルト茶帯オープンクラス
優 勝 フランチェスカ・リザマ (PUREBRED)
準優勝 ヘナータ・ハルミ (INFIGHT JAPAN)
3 位 村井成美 (Evermove) 大吉風花 (PATO STUDIO)