紫帯女子戦線が熱戦!奥富夕夏がWゴールド、高本千代がライバルに初勝利
紫帯女子戦線が熱戦!奥富夕夏がWゴールド、高本千代がライバルに初勝利
JBJJF 第26回 全日本ブラジリアン柔術選手権

JBJJF「第26回 全日本ブラジリアン柔術選手権」における女子紫帯ではオープンクラスを含め7階級が実施され、4階級のみだった茶帯に比べて、より充実したカテゴリーとなった。
なかでも注目を集めたのは、IBJJFアジアでダブルゴールドを達成していた奥富夕夏。
今大会ではライト級とオープンクラスにエントリーし、ライト級のワンマッチ決勝を制すると、その勢いのままオープンクラスでも安定した試合運びで勝ち上がり見事に優勝。
IBJJFアジアに続き、JBJJF全日本でもWゴールドを獲得した。
またフェザー級では、ライバル関係にあるニコリー・セキタニと高本千代が決勝で激突。
これまで幾度も対戦しながら勝利を逃していた高本だったが、この試合ではスイープを決めて4-0のスコアで勝利。ついにニコリー戦で初白星を挙げ、フェザー級の金メダルを手にしている。

女子紫帯ルースターは古林礼名 (リバーサルジム新宿Me,We)が井上愛羅 (ストライプル茨城)に勝利して全日本制覇。

ムンジアルにも出場していたパトリシア・キド (BJJ CORE JAPAN)は女子紫帯ライトフェザーのワンマッチ決勝戦で樋田智子 (CARPE DIEM FUKUOKA)に0-0/1-1からのレフェリー判定で辛勝での優勝だった。

女子紫帯フェザーでは過去に幾度となく対戦している高本千代 (高本道場)とニコリー・セキタニ (INFIGHT JAPAN)の決勝戦で、高本がスイープを決めてニコリーに初勝利。

IBJJFアジアWゴールドの奥富夕夏 (リバーサルジム新宿Me,We)は安定した試合ぶり。女子紫帯ライトのワンマッチ決勝戦で伊吹あんり (トライフォース)から7-0で完勝。

女子紫帯ミドルもワンマッチ決勝戦で澤井佑夏 (CARPE DIEM ASHIYA)が三浦幸恵 (カタナジム)にパスガードを決めるなどして7-0で勝利した。

IBJJFアジアの青帯Wゴールドの中尾あづき (CARPE DIEM MITA)は女子紫帯ヘビーのワンマッチ決勝戦で及川まどか (草柔会岩手)にキムラを極めて一本勝ちで優勝。

女子アダルト紫帯オープンクラスも奥富夕夏 (リバーサルジム新宿Me,We)が優勝。決勝でミドル優勝の澤井佑夏 (CARPE DIEM ASHIYA)を、準決勝でヘビー優勝の中尾あづき (CARPE DIEM MITA)を連破してのWゴールドだった。