Jiu Jitsu NERD|ブラジリアン柔術・グラップリング専門メディア
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Brazilian Jiu Jitsu / Grappling

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64歳、挑戦を止めない――「キン肉マン」作者・嶋田隆司、世界大会のマットに立つ

SJJIF WORLD 2025

· Event - ASJJF
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9月19日(金)、千葉ポートアリーナで行われた「SJJIFワールド」に、国民的人気マンガ「キン肉マン」の作者・ゆでたまご嶋田隆司先生が参戦した。

現在64歳の嶋田先生は、多忙を極める中、柔術に真剣に取り組み、積極的に試合へ挑戦している。この日はマスター61白帯ライト級のカテゴリーに出場し、三つ巴戦に臨んだ。

初戦の相手は、一回り大きな体格を持つアメリカ人のクイン・ショーン。序盤から果敢に組みにいった嶋田先生だったが、パワーで押し込まれ、上を取られる展開に。

次第にポジションを奪われ、苦しい時間が続いた上、中盤以降はスタミナを失ったショーンが、レフェリーに「道着を直したい」とアピールしながら時間を稼ぐなど、老獪な戦い方も見せた。

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最後まで前へ出続けた嶋田先生だったが、結果は0-14のポイントで敗戦となった。

続く試合は、ヒロブラジリアン柔術の岡村二郎との一戦。ここでもバックを奪われ、体を伸ばされる場面が何度もあったが、絞めは許さず、そのたびに両足を正座の形に戻して必死に耐えた。

膝の大手術を受けたのは一昨年、プレートを除去したのは昨年の9月だ。嶋田先生は、本来なら正座すら難しいはずの身体で、最後まで勝負を投げ出さず戦い抜いた。

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この日は2試合とも白星をあげることはできなかったが、そもそも嶋田先生の体重は70kg前後で本来ならフェザー級が適正だ。

しかし、マスター61では同階級に相手が見つからないため、あえて上の階級で挑み続けているのである。その姿勢は、柔術ファンでなくとも胸を打たれるものがある。

試合後、自身のSNSで「挑戦は続きます」と綴った嶋田先生。年齢や怪我を乗り越え、それでもなお前に進み続ける姿は、多くの人の心に勇気を与えている。

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