圧巻の強さ!丹羽飛龍がJBJJF全日本選手に続きSJJIFワールド制覇
圧巻の強さ!丹羽飛龍がJBJJF全日本選手に続きSJJIFワールド制覇
SJJIF WORLD 2025
·

9月18日から21日まで、千葉ポートアリーナで開催された「SJJIFワールド」。大会3日目となる20日はアダルト黒帯ライトフェザー級が行われた。
シード選手として登場した丹羽飛龍は、初戦で井手史竜(カルペディエム久留米)と対戦。両者は8月のJBJJF全日本選手権でも顔を合わせており、そのときは丹羽が勝利している。
この日の試合は、丹羽がトップ、井手がボトムを選択してスタート。試合は残り数秒までポイント0-0の緊迫した展開が続いたが、終了間際に丹羽がバックを奪って勝負を決めた。

反対ブロックからは、カイモニ・オペラナ(シンゴーアカデミー)が決勝へ進出。初戦では正田皇輝(STRAPPLE OHANA)を、準決勝では山本博斗(Igloo)をそれぞれ三角絞めで下して勝ち上がった。
注目の決勝戦は、カイモニの鋭いアタックを警戒したか、丹羽がボトムを選んで開始。丹羽はクローズドガードからバックに回り込み、まずは4点を奪取すると、さらにクローズドガードに戻して主導権を握る巧みな試合運びを見せる。

さらに丹羽はスイープで2点を追加すると、密着系のパスからマウントを奪い、再びバックテイクに成功。最終的には17-0の大差をつけ、絞めで勝負を決めた。
カイモニの躍進が光ったカテゴリーではあったが、最後は丹羽がJBJJF全日本選手に続く、圧倒的な強さを示す結果となった。