髙本奈月コラム「柔術ストーリーズ」第15回「SJJIFワールド」
髙本奈月コラム「柔術ストーリーズ」第15回「SJJIFワールド」
女子柔術家・月イチコラム
·

こんにちは、TATORUの高本です。
今回は千葉で開催された SJJIFワールド について書きたいと思います。
ワールドマスターの2週後にSJJIFワールドがあり、連戦となりました。
ワールドマスターの準決勝で右膝を痛め、試合後はしばらく回復に専念。
膝が練習できる程度まで回復してきたタイミングで、今度は発熱してしまい、また練習を見送ることに。
そんな中で迎えた試合でした。

あまり言い訳はしたくないのですが、この試合を通して自分の中で意識が変わった部分があったので、今回書こうと思いました。
試合当日はコンディション自体は悪くなかったのですが、練習不足への不安は大きかったです。
いざ試合となると、くよくよしていられないので、いつも通りの気持ちで臨みましたが、周りからは自信がなさそうに見えたそうです。
結果は、ワンマッチ決勝で一本負けでした。

これまで私は、体が丈夫なおかげで大きな怪我や体調不良もほとんどなく、あまり深く考えずに過ごしてきました。
しかし今回、体調管理や怪我をした時の練習の取り組み方など、自分のプロ意識の甘さを痛感しました。
たくさん応援してくれている人たちがいるからこそ、このままではいけないと強く感じました。
これからは、心も体もベストな状態で試合に臨めるようにしていきたいと思います。
※ちなみに、ワールドの翌月(今月)のマリアナスでは、この反省を生かしてベストコンディションで挑むことができました!試合への取り組み方を見直す良いきっかけになったと思います。

