【メディアディレクターコラム】第24回「Dropkickでインタビューされました」
【メディアディレクターコラム】第24回「Dropkickでインタビューされました」
メディアディレクターコラム

いまタイのバンコク滞在中で、先週はONEとADCCがあり、今週はSEA GAMESと連日の取材活動であちこち行ってます。
バンコクは6~7年ぶりに来たけど、当時は1バーツが3円いかないぐらいだったのに、いまは1バーツ5円弱にまで高騰してます。
これはバーツの値上がりもだけど、ずっと続いてる円安が影響してるのは間違いないです。
前はバンコクだとすべてが安く感じたけど、いまは日本とほぼ同じ金額になってしまっててお得感はありません。
例えば食事もだいたい100バーツ~、飲み物も20バーツ前後なので、1食500円にドリンク100円ぐらいという感じです。
まー屋台のローカルフードとかはもう少し安いけど、ヘンなモノ食って腹を壊すのイヤなので、そういうのは避けてます。
てな感じで、バンコクで過ごしてますが、こないだDropkickの生配信に出演した際の書き起こしインタビューが掲載されました。
後半は課金記事になってるけど、いま柔術シーンで何が起こってて、どんな感じなのかというのをお話しさせてもらいました。
主なトピックは以下の通りです。
・なぜ「やるスポーツ」で勝ち組になのか
・未曾有の柔術バブル
・JTTが「世界王者」の重さを知らないのは…
・60歳で誰かと競える競技
・柔術はまだ「見るスポーツ」ではない
・高田延彦の引き込み三角の衝撃
などなど。
後半は課金記事になってるけど、かなり読み応えはあるのではと思います。
無料部分の冒頭で「小金持ちになった」という発言もあるけど、多少の余裕ができたのはここ数年のことです。
自分は日給制の日雇いバイトのカメラマンみたいなものなので、大会が増えればその分の稼働日数が増えて、日雇いの日給も増えるという仕組みです。
前は月に2~3回だった大会も、いまはほぼ毎週あるし、大会によっては2日間開催や3日間もあり、SJJIFワールドのように4日間開催の大会もあります。
だからその分の日給が増えたから、小金持ちになっただけです。
ホントは稼働日はそのままで、ギャラがアップして収入が増えるのが一番いいんだけど、残念ながらカメラマンとしてのギャラは多少はアップしたものの微増に留まってるので、稼働日数を増やさないと収入は増えないのが現実です。
そしていま来てるバンコクもだけど、基本的に海外取材はASJJF以外は完全に自費です。
今年はIBJJFのフロリダでのパンとロサンゼルスのムンジアルに行き、先週のONEにADCC,そして今週のSEA GAMESもギャラなしの撮影だし、渡航費&ホテルも完全に自費での負担になります。
さらにカメラマンには機材も必要だから、カメラにレンズにと機材費用もバカになりません。
こないだ買ったR6 mk2もカメラとレンズで50万ぐらいするので、その金額も当然ながら自己負担です。
なので、多少の小金持ちになったとはいえ、その分は海外遠征や機材費に費やしてるから、正直貯金なんてものはないです。
過去にガンを患い、昨年&今年も心筋梗塞の手術をしており、さらに交通事故も複数回を経験してるため、何度も死を覚悟した経験があります。
そのために「いつ死んでもいい、後悔のない生き方をする」というライフスタイルになり、それが今も続いてるという感じです
ちなみに「貯金を残すなら借金を残して死ぬ」を信条としています。
それはさておき、そんな個人的なことも含めてインタビューで話してるので、ぜひご一読くださいませ。
■「ブラジリアン柔術はなぜ「やるスポーツ」で勝ち組になったのか」はコチラから!
