寝技好き注目の一戦は、42歳のロバトJRがボドニを封じて判定勝利
寝技好き注目の一戦は、42歳のロバトJRがボドニを封じて判定勝利
ONE 173
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(C) ONE Championship
11月16日(日)、東京・有明アリーナでは、ONE日本大会=「ONE 173: Superbon vs Noiri」が開催された。
今大会で柔術&寝技好きが注目した一戦は、ADCC連覇中の30歳=ジアンカルロ・ボドニと、元ベラトール世界王者で柔術界のレジェンド、42歳のラファエル・ロバトJRによるミドル級サブミッショングラップリングマッチだろう。
10分1ラウンドで行われた一戦は、開始早々、ボドニがアームドラッグからロバトJRをケージに押し込んでいく。
しかし、ロバトJRがボドニをケージに押し込み返すと、脇を差し上げてからの投げでボドニからテイクダウンを奪った。
ハーフのボドニがレッスルアップから片足タックルの要領でロバトJRをケージに詰め、テイクダウンを奪ったが、ロバトJRはオモプラータの仕掛けから上を取る。

ボドニはクローズドガードに入れるも、ロバトJRは膝でガードをブレイクすると、ハーフからクロスフェイスでパスの圧力をかけていく。
慣れないケージでの戦い、あるいは、ケージ際での動き辛さもあってか、動きを封じられているボドニ。最後の数十秒こそマット中央での攻防になったが、試合はロバトJRがボドニをコントロールし続け、判定勝利を奪った。
