青木真也がツイスター見せるも、初回を凌いだ手塚裕之が逆転のTKO勝ち
青木真也がツイスター見せるも、初回を凌いだ手塚裕之が逆転のTKO勝ち
ONE 173
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(C) ONE Championship
11月16日(日)、東京・有明アリーナでは、ONE日本大会=「ONE 173: Superbon vs Noiri」が開催された。
日本大会にふさわしい見どころ満載のラインナップとなった今大会において、柔術&寝技ファンが注目すべきMMA戦が行われた。それは青木真也 vs 手塚裕之によるライト級マッチだ。
2度握手して試合開始のゴングを待った両者。青木はいきなりダブルレッグを仕掛け、バランスを崩した手塚を追いかけるようにケージへと押し込んでいった。
ケージ中央に戻ると、サウスポーの青木が首相撲から肘を狙う。手塚のアッパーを被弾するも、青木はすかさずダブルレッグで手塚を倒し、バックについてツイスターを狙っていく。

42歳になったが、寝業師・青木の猛攻はさすが。手塚の体が捩れると、場内からは歓声があがったが、手塚が体勢を修正すると青木は上を取った。
2ラウンド。笑みを浮かべる青木に対し、ステップを踏む手塚が強烈なボディショットを2発。これで尻餅をつくように崩れた青木の顔面にパンチの連打から膝蹴り2発を叩き込み、勝負あり。
試合タイムは2R28秒。手塚はケージを飛び越え、入場ゲートを駆け抜けて喜びを露わにすると、試合後のコメントでは「ツイスターで脇腹いてぇ。メッチャ効いた。さすがレジェンド青木真也ですよ」と話した。

