JBJJF全日本初優勝の高杉魁「純粋にめちゃくちゃ嬉しい」
JBJJF全日本初優勝の高杉魁「純粋にめちゃくちゃ嬉しい」
JBJJF 第26回 全日本ブラジリアン柔術選手権

先月末に開催されたJBJJF全日本の黒帯ルースターで悲願の初優勝を飾った高杉魁(ALMA FIGHT GYM HOMIES)。
決勝戦はチームメイトのチアゴ・ウエノとのクローズアウトでの金メダル獲得となった。
その試合後の興奮冷めやらぬ中、高杉にインタビューをお願いした。

──JBJJF全日本の初優勝おめでとうございます。今の気持ちからお願いします。
高杉:純粋にめちゃくちゃ嬉しいです。
──決勝戦はチームメイトのチアゴ・ウエノとクローズアウトでした。
高杉:チアゴくんが譲ってくれて優勝となりました。チアゴくんは去年に全日本で優勝してるから、ということで、じゃんけんとか相談する前に声をかけてくれました(笑)。
──準決勝でチアゴが芝本幸司選手に、高杉選手が石井晴選手に勝利で決勝戦に勝ち上がっています。石井選手と対戦してみて、どうでしたか?
高杉:スピードがあって緩急がある選手だなと思いました。
──チアゴと芝本選手の試合を見た感想はどうでしょうか。
高杉:自分の試合の前だったんですけど、正直めちゃめちゃ感動して涙が出るぐらいでした。すごくいい試合でした。
──準決勝は奇しくも2試合ともトライフォースとHOMIESの選手の対戦となりましたね。
高杉:トライフォースは軽量級の選手がたくさんいるので羨ましいなあっていうのあったんですけど、HOMIESはHOMIESで、チアゴくんやミレーナさん、あとは色帯のメンバーで、トライフォースの皆さんに比べると少人数ではありますけど、充実した練習ができてるので、それが結果に繋がったんだと思います。

準決勝の反対ブロックはチアゴ・ウエノと芝本幸司の対戦で、チアゴがvs芝本戦で初勝利して決勝戦に勝ち上がっている。
──そのミレーナも女子の黒帯ライトフェザーで優勝しました。ミレーナの試合も見てましたか?
高杉:いや、自分の試合前だったので見れなかったです。でもまた全日本チャンピオンになって凄いなって思いました。
──黒帯ルースターでクローズアウト、女子でも黒帯と青帯で優勝者が出て、今年のJBJJF全日本ではHOMIESが大躍進したと感じます。その秘訣は何だと思いますか?
高杉:やっぱ細川先生が各選手に合ったトレーニング方法を教えてるっていうのもありますね。細川先生がしっかり見てくれてるっていうのが一番ですかね。
──いまHOMIESは4つのジムがありますが、その4つのジムの合同練習なのはあるんでしょうか?
高杉:できたばかりの一宮と千音寺はまだメンバーが揃ってないですが、名古屋と岐阜にはたくさんの選手がいるので、そういったメンバーと集まって一緒に練習をしています。HOMIESはジムも増えてるし、メンバーも植えてきてるし、いい感じですね。
──今回はJBJJF全日本の初優勝を果たしました。次の目標は何ですか?
高杉:IBJJFのマレーシア大会、クアラルンプールオープンに出ます。今のところ、トライフォースの篠田選手がエントリーしてるんですけど、そこでしっかり勝っていきます。そこで勝てばIBJJFのグランドスラムポイントがもらえるんで、そこで勝って来年のムンジアルに繋げていきたいと思っています。

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