柔術メディアのユーザーデータ公開｜Jiu Jitsu NERDの読者像とは？

専門メディアとして、静かに熱く、深く届く

2025年9月、Jiu Jitsu NERDの月間アクティブユーザーは、25,814人という数字であった。

SNSの数字に慣れすぎた現代人の目には、この数は一見すると「少ない」と映るかもしれない。

しかし、ご訪問いただくユーザは、自ら柔術やグラップリングを実践されている競技者や、愛好家がほとんどである。しかも、そのうちの約97%が日本国内からのアクセスだ。

また、男女比は男性が76%、女性が24%で、年齢層は35～44歳のサイト来訪がトップ。次いで45～54歳、25～34歳、18～24歳、55～64歳と続いている。年齢のボリュームゾーンはとくに、国内のブラジリアン柔術ジムにおける実際の会員構成と似ているのではないだろうか。

誰に、どのように届いているのか

まず注目していただきたいのは、当メディアの発信が実際に柔術やグラップリングを続けている人たちに届いているという点だ。

年齢層の中心は、社会的・経済的にも自立した層であり、自らの意思と継続力で柔術に取り組んでいるユーザが多いことは明白だろう。

女性比率は24%と高く（会員構成における実際の女性比は、もう少し低いと思われるが）、柔術を取り巻く層の多様化も感じさせる。

さらに、ユーザーのほとんどが日本国内という事実は、このメディアが“日本の柔術文化”の中にしっかり根を張っていることの証左でもある。

小さな輪の中で、深く届けるということ

また、Jiu Jitsu NERDのエンゲージメントは平均で52秒と決して短くない。

当メディアは、アルゴリズムに乗って偶然拡散されるような記事よりも、必要とする人に深く読まれる記事を目指しており、当然バズを狙った記事も書いていない。

それでも、当メディアには毎月2万5千人以上のユーザが訪れ、平均して1分近くを費やしてくれているのだ。

その事実こそが、このメディアの価値であり、Jiu Jitsu NERDという名前が、もはやひとつの"場"として機能している証であると考えている。

今回公表した数字を「少ない」と思うか、「価値ある」と感じるかは、読む人次第だが、我々にとっては、この25,814という数字のひとつひとつに柔術を愛する顔が浮かんでいる。

日々訪れてくださっている皆さまに、心から感謝を込めて。
これからも、柔術のそばにいるメディアであり続けたい。

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