大嶋聡承「団体関係なしに相手がいるなら全部に出ていって勝っていく」
大嶋聡承「団体関係なしに相手がいるなら全部に出ていって勝っていく」
ASJJF WEST JAPAN 2025

7月21日(月・祝)に大阪で開催されたASJJF主催「WEST JAPAN」に出場し、茶帯Wゴールドを獲得した大嶋聡承(寿柔術)はまだ18歳の若き精鋭だ。
いままではノーギ・グラップリングのイメージが強かったが、今大会にははるばる東京から遠征して出場し、2つの金メダルを手にしている。
そんな大嶋に試合後に話を聞いた。

「団体関係なしに相手がいるなら全部に出ていって勝っていく」
──ASJJF「WEST JAPAN」アダルト茶帯Wゴールド獲得、おめでとうございます。この大会に出ようと思ったきっかけは何でしょうか?
大嶋:間隔が空いていたので試合をしたいなと。ドーギの人がエントリーしていたのでやってみようかなというチャレンジで来ました。
──今回試合の結果はWゴールドだったのですが、結果的には1試合しかやっていないということですが、どういった感じだったのでしょうか?
大嶋:1回戦目はフットロックで極めて、決勝も同じ相手だったのですが、相手がスラムを受けてダメージが大きいとのことで欠場になってしまいました。そしてその相手が無差別のワンマッチ決勝戦だったんで、不戦勝での優勝です。
──今大会は1試合だけだったのですが、試合をやってみてどうだったのでしょうか?
大嶋:ドーギ特有のラペラを持たれたりして いつも以上にノーギと違う展開になったのがすごく楽しかったです。またいつかチャレンジしたいですね。
──普段はドーギの練習もしているのでしょうか?
大嶋:今大会に出るにあたってほぼ毎日ドーギの練習をするようになって調整してきました。
──ギとノーギの違いはどんなところがありますか?
大嶋:足関節もそうですし、ラペラだったり ノーギだと頭を持たれるだけなんですけど、ドーギだと袖を持たれたりしてちょっと極めづらいところもあったんですけど、ちょくちょく慣れてきて良かったかなと思います。

──今回は茶帯デビュー戦ということだったのですが、今回の試合はフットロックでの一本勝ちでした足関節は着でも使っていくという感じでしょうか?
大嶋:茶帯デビュー戦だったらニーバーだったりトーホールドだったり全部OKなので、ノーギ特有の足関節でも極めにいけるので良かったです。
──今後の大会出場の予定などはありますか?
大嶋:まだ確定ではないですが、8月のADCC福岡大会に88kgで出ます。あとADCCトライアルと、その他にオーストラリアでもプロマッチが決まるかもという感じですね。
──最近の大嶋選手はプロマッチの出場が多いんですけども、こうやって参加費を払って出る大会というのも今後も出ていくつもりなんでしょうか?
大嶋:そうですね。日本でもっと名前を売っていきたいので、JBJJFだったりASJJFだったり、団体関係なしに相手がいるなら全部に出ていって勝っていきたいです。
──これからの目標を教えてください。
大嶋:まずは12月のADCC予選に88kgで出て、過去に負けているアイザック・ミッシェルにリベンジして勝って優勝したいです。そこが今の一番の目標ですね。
