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絶対王者に挑み、堂々の3位入賞!石黒翔也が世界の壁をこじ開けた

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5月29日~6月1日までの4日間、アメリカ・ロサンゼルスでブラジリアン柔術の世界選手権「ムンジアル」が開催され、大会最終日にあたる現地時間6月1日(日)は、黒帯の準決勝と決勝が行われた。

黒帯ライトフェザー級に出場した石黒翔也(カルペディエム三田)は、準決勝戦で結果的に3連覇を達成(優勝は4度目)した絶対王者ジエゴ・パトに敗れたものの、堂々の3位入賞を果たした。

男子黒帯で日本人選手のメダル獲得は、2018年に黒帯ルースター級で3位となった橋本知之以来、実に6大会ぶりとなる快挙だ。

現地時間5月31日(土)、石黒はシードにより2回戦から登場。初戦では、パン選手権でも対戦したペドロ・ナカノ(ファイトスポーツ)と対戦した。

ダブルガードから下にステイした石黒はラッソーガードから三角絞めや足関節技を交えつつ、スイープで2ポイントを先取。そこからハーフガード、パス、ニーオンベリー、マウントと流れるように展開し、大量ポイントを獲得。最後はマウントからの三角絞めで完勝した。

準々決勝では、昨年のムンジアル茶帯ライトフェザー級を制したAOJのマルコス・ゲデスと対戦。

ダブルガードからトップを選んだ石黒に対し、ゲデスはKガードから50/50に入り、先にスイープを成功させて2ポイント。50/50のまま今度は石黒が上を取り、2-2に追いつく。さらにゲデスがトップを取り返し4-2になるなどシーソーゲームの様相になったが、ここで石黒はクローズドガードに移行し、試合終盤にはもぐってバックテイクを狙った。

残り30秒、両足のフックこそできなかったものの、ゲデスが場外に逃れたと判断されたか、ゲデスが3つ目のペナルティだったこともあり、石黒に4ポイントが与えられ、最終スコアは6-4(アドバンテージ4-1、ペナルティ2-3)で逆転勝利を挙げている。

大会最終日。前述した通り、準決勝の相手は世界王者ジエゴ・パト。ダブルガードから上を取った石黒だったが、パトにスイープを許して下に。その後、石黒が上になる場面もあったが、パトの屈強な体格と重圧のあるプレッシャーに押し切られ、パスガードを許すなど最後は2-7で敗れた。

それでも、ムンジアルという世界最高峰の舞台で、アダルト黒帯、そして絶対王者を相手に堂々と戦い抜き、表彰台に上がった石黒の姿は、日本柔術界にとって大きな希望となる結果だと言えるだろう。

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