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“勝てない時期”を越えて波を掴んだ一年──高林倫、最後のジュブナイルで世界制覇へ

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思うような結果が出ない時期を経て、少しずつ流れを取り戻した一年だった。

勝てない大会が続き、悔しさを重ねながらも、夏のASJJF愛知大会での優勝をきっかけに、高林倫(ボンサイ柔術)は再び自信と手応えを掴み始めた。

一本勝ちを収めたその大会や、「KIT SHOWDOWN」での勝利を通じて、「勝てる感覚」を取り戻した2025年。

競技は柔術に一本化し、今シーズンはジュブナイルとして迎える最後の一年となる。

試合数を重ねる覚悟と、SJJIFワールド優勝という明確な目標。

再び上向き始めた流れの中で、高林が見据える現在地と、その先にあるものを聞いた。

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――2025年が終わりましたが、今年一年を振り返って、どんな年でしたか。

高林:去年はうまくいかないところから始まって、今年はだんだんと良い波を取り戻せた一年だったと思います。

――「うまくいかなかった」と感じていたのは、どんな部分でしたか。

高林:大会に何度出ても勝てなかったり、1回戦で負けて悔しい思いをしたことですね。

――そんな中で、夏に愛知で行われたASJJFの大会で優勝しました。

高林:はい。あの大会では一本勝ちできましたし、クレベルさんがセコンドについてくれた大会でもありました。あの大会をきっかけに、「やっと勝てるようになってきたかな」という感覚がありました。

――夏頃から流れが良くなってきた、という感じでしょうか。

高林:そうですね。あとは「KIT SHOWDOWN」にも出場して、そこで勝てたのも大きかったです。「やっと勝てた」という気持ちで、本当に嬉しかったです。

――あらためて、今年一年を総括すると?

高林:だんだんと良い波を取り戻すことができて、「来年からはもっと頑張ろう」と思える一年でした。

――チームメイトの渡邊花美さんはMMAでも活躍中ですが、今後も柔術一本でいく予定ですか?

高林:たぶん、柔術だけになると思います。

――グラップリングの練習はしていますか。

高林:週に1回くらいは取り入れています。

――MMAに興味を持つことはありますか。

高林:MMAもすごく良いなと思うことはあります。ただ、柔術がうまくいかなかった時期があったので、今はまずそこをしっかり頑張りたいです。現時点では柔術だけに集中したいと考えています。

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――2026年もジュブナイルカテゴリーになりますね。

高林:はい。来年がジュブナイル2の最後の年になります。

――最後のジュブナイルの年に向けて、目標はありますか。

高林:まずは、できるだけ多く試合に出ることです。その中で、出場した試合はすべて優勝したいと思っています。

――エントリーしても、試合が組まれないことも多いですよね。

高林:そうですね。組まれない場合は階級を上げたり、アダルトに出たりして、とにかく試合数を増やしたいです。

――最後のジュブナイルイヤーで、明確に狙っているものは?

高林:SJJIFワールドに出場して、優勝することです。