髙本奈月コラム「柔術ストーリーズ」第16回「指導や支える側としての活動」
髙本奈月コラム「柔術ストーリーズ」第16回「指導や支える側としての活動」
女子柔術家・月イチコラム

こんにちは、TATORUの高本奈月です。
11月は、自分自身の試合はなかったので、セコンドやセミナーなど「指導や、支える側」としての活動が多い一カ月でした。
月頭は所属は違いますが、私を慕ってくれているあづきちゃんにお願いされ、初めてMMAのセコンドを経験しました。
柔術のことしか分からない私にとって、どこまで声をかけていいのか、何を伝えるべきなのか分からず、正直とても難しかったです。
少しでもサポートできていたなら嬉しく思います。
とても貴重な経験になりました。

11月8日には、徳島にある「FAROL JIU JITSU」でワンレッグXのセミナーを開催させていただきました。
四国に行くのは初めてでしたが、観光も楽しめて、どこか九州に似た居心地の良さを感じました。
FAROLはとても素敵な道場で、最初は少し緊張していましたが、セミナーが進むにつれて自然と楽しく指導することができました。
スパーリングでは皆さんの技術の高さに驚かされ、私自身もいい汗をかかせてもらいました。
長瀬ファミリーには本当にたくさんお世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。

月末には、群馬・高崎で開催されたIBJJFアジアマスターにセコンドとして同行しました。
いつもは道場長も一緒ですが、今回は九州の大会と日程が重なり、手分けして私が高崎を担当することに。
できる限りのサポートを心がけました。
出場した6名中5名が優勝し、嬉しかったです。
そしてなんと女性部門では団体表彰で2位を獲得することができました。


選手たちの頑張る姿を間近で見て、逆に私の方がたくさんの元気をもらって帰ってきました。
普段は自分が試合に出る側であることが多いですが、セコンドや選手のサポートは想像以上に難しく、大変な役割だと改めて感じました。
まだまだ未熟な部分も多いですが、この経験を糧に、少しずつでも成長していきたいと思います。

