ムンジアル2日目、茶帯日本勢は2戦目の壁を越えられず
ムンジアル2日目、茶帯日本勢は2戦目の壁を越えられず
IBJJF World 2025

5月29日~6月1日までの4日間、アメリカ・ロサンゼルスでは、ブラジリアン柔術の世界選手権=ムンジアルが開催されている。
大会2日目となる現地時間30日(金)は、ジュブナイルや男女の色帯カテゴリーの試合が行われたが、日本から出場した茶帯選手たちは、2戦目(2勝)の壁を越えられない厳しい結果となった。
ルースター級に出場した渋澤諒真(PATO STUDIO)は、通算4度目のムンジアル挑戦。初戦は三角絞めで一本勝ちを収めたものの、2戦目のカイモニ・オペラナ(Sim Go Academy)戦は一本負け。相手を飛び付きクローズドガードに捉えた渋澤だったが、そこからクロスを割られると、オペラナに足を越されて横三角で極められてしまった。

同カテゴリーの石井晴(トライフォース)は、シードのような形でベスト16戦からのスタート。初戦をポイント2-0で勝ち進んだあと、ベスト8戦でこの階級の優勝者となるジョズエ・リラ(Dream Art)と対戦した。
スイープを巡る攻防となる中で、試合中盤、石井が相手の足をとらえてダイナミックにスイープを成功させたが、終盤リラにスイープを許し、2-4(アドバンテージ1-0)で惜しくも敗れた。
なお、同カテゴリーに出場した大黒喬司(トライフォース)は、初戦で2-8のポイント差により敗退している。
また、ライトフェザー級には、杉尾誉(グレイシー バッハ神戸)と木村謙太(トライフォース)、戸梶聡亮(パラエストラ吉祥寺)が出場。杉尾は初戦をポイント勝ちで突破したが、2戦目はフットロックにより敗戦。木村は初戦をフットロックで一本勝ちするも、2戦目は腕十字により一本負け。戸梶は初戦で膝十字により敗れている。
その他にも、茶帯フェザー級に出場した永尾澪(カルペディエム仙台)は、初戦を4-4(A5-0)で勝利したが、2戦目で2-4のポイント負け。
女子や中・重量級でも、女子茶帯ライト級のヘナータ・ハルミ(INFIGHT JAPAN)、ライト級の斉藤晶(INFIGHT JAPAN)、三浦寛喜(PATO STUDIO)、ミドル級の菅原優人(カルペディエム仙台)、スーパーヘビー級のケンゾー・カラカワ(TREE BJJ)らが初戦で姿を消し、スーパーヘビーの中井光義(今成柔術)は初戦をポイントで勝利した後、2戦目で一本負けだった。
■大会2日目の主な結果はコチラから!