
10月16日(金)~18日(日)、オーストラリアのメルボルン・スポーツセンターでは、IBJJF「パンパシフィック・ノーギ選手権」ならびに「パンパシフィック選手権」が開催された。
軽量級を中心に日本から多くの選手が出場した今大会で、川頭昊士(カルペディエム青山)が茶帯フェザー級のノーギと道着で優勝を果たし、Wゴールドを達成した。
初日のノーギは3人による争いに。川頭は、比家秀晃(STARTA HIROO)との初戦を制し、三つ巴の反対ブロックを勝ち上がったアンガス・トンキン(Dominance)との決勝に臨んだ。トンキンは、同大会の茶帯フェザー級で2連覇中のグラップラーだ。
開始直後、トンキンのシングルレッグを対処した川頭は、リバースクローズドガードから上下を入れ替えスイープに成功。トンキンはこれを解除し、ハーフガードからのパスを狙うが、川頭は再びリバースクローズドガードに入れ、トゥホールドでのアドバンテージを加える。
すると、再三のリバースクローズドガードに苛立ちを募らせたか、試合終了間際に立ち上がったトンキンは川頭を頭からマットに落として反則負けに。昨年はフライトのキャンセルにより、ノーギの試合に間に合わなかった川頭が、悔しい前年を経て金メダルを手にした。

また、翌17日の道着は、トンキンの欠場により3人のトーナメントに。初戦の準決勝でアブソリュートMMAのロバート・ピールと対戦した川頭は、開始早々にチョイバーを極め、一本勝ちで決勝へ。
ジャクソン・マックローリー(グレイシーバッハ)との決勝では、ダブルガードからマックローリーが上を取る展開となり、川頭の腕十字を警戒しながら攻めるマックローリーがアドバンテージ差でリードする。
しかし、川頭はチョイバーから上下を入れ替え、終盤にも同じ技でアドバンテージを獲得して逆転に成功。ノーギと道着で、それぞれの得意技を勝利につなげた川頭が、2つの金メダルを持ち帰る結果となった。