
「キン肉マン」作者・ゆでたまご嶋田隆司先生がサポーターを務め、将来有望なキッズ柔術家の可能性に迫るインタビュー企画「Jiu Jitsu Next Generation ~ 超人のタマゴたち」。
第38回に登場するのは、ブラジリアン柔術黒帯・木部亮が代表を務める格闘技ジム「スプラッシュ」所属の難波朔だ。
5歳で柔術を始めた難波には、明確な夢がある。「プロレスラーになります」と将来を語る一方、現在は道着とノーギの両方で活躍している。
2025年のSJJIF WORLDには黄帯で出場し、道着で準優勝、ノーギで優勝。橙帯で臨んだ2026年の同大会では、道着で優勝、ノーギで準優勝と、2年続けて両部門で表彰台に立った。
練習ではレスリングも取り入れており、立ち技の攻防にも強みを持つ。だが、とりわけ注目したいのは、師・木部を彷彿とさせるボトムからのアタックだ。巧みで柔軟性の高いガードワークで相手を捉え、サブミッションへとつなげる展開は、難波最大の武器と言えるだろう。
帯が上がっても着実に結果を残し、道着でもノーギでも存在感を示す難波。プロレスのリングを目指すその道のりで、柔術のマットにはどんな足跡を刻んでいくのか。今後の活躍にも注目したい。

プロフィール
難波 朔(スプラッシュ)
2012年7月12日生(14歳)
主な戦績
2026 SJJIF WORLD 橙帯キッズ5フェザー級優勝
2026 SJJIF WORLD 橙帯キッズ5 ノーギ フェザー級準優勝
2025 SJJIF WORLD 黄帯キッズ5 ノーギ ライト級優勝
インタビュー
――何歳からブラジリアン柔術を始めましたか?
「5歳からです」
――ブラジリアン柔術を始めたきっかけは何ですか?
「プロレスラーを目指していて、怪我をしない身体を作るために始めました」
――柔術のどんなところが好きですか?
「1つの技からいろいろな技につなげていけるところが楽しいです。あと試合で勝てた時が最高に気持ちいいです」
――普段は、どのようなスケジュールで、どんな練習をしていますか?
「中学生になってからは、週5日柔術、週1日打撃、月に数回レスリングをしています。たまにプロレス教室にも行っています。部活はバレーボールです」
――得意技を教えてください。
「まだまだですが、デラヒーバガードです」
――これまで一番印象に残っている試合と、その時の感想を教えてください。
「2026年のWORLD、ノーギの決勝です。延長で負けた試合ですが、めっちゃ悔しかったでので。それがあったから、次の日のギ(道着)の試合を頑張れた気がします」
――ブラジリアン柔術をやっていて「一番うれしかったこと」はなんですか?
「たくさん試合に出たいけど、遠征費などもかかるので、出られる大会には限りがあります。それでも世界大会に出場できたり、こうやってインタビューをしてもらえたりすることが嬉しいです。柔術を続けてきてよかったなと思います」
――試合中は、どのようなことを考えながら戦っていますか?
「ボトムでは、どうやって相手を崩すか。トップでは、サイドからどうプレッシャーをかけるか、などを考えています」
――試合前、お父さんに言われて一番うるさいと思うことは何ですか?
「試合直前に、くだらない下ネタで笑わせてくるところです 笑」
――負けた時は、どんなふうに気持ちを切りかえますか?
「負けたらいつもだいたい泣いてます。スッキリしたら、技の改善です」
――目標とする柔術の先生や選手はいますか?
「師匠の木部亮先生です。今は全然勝てる気がしませんが、いつか倒します」
――今後ブラジリアン柔術での夢や目標を教えてください。
「まだ僕の通うジムで緑帯のキッズが出ていないので、1人目になって、後輩たちに道を作りたいです」
――柔術とは別に、将来の夢や目標があれば、教えてください。
「3歳から目指しているプロレスラーになります」
