
今週末の10月31日(土)に、碧南芸術ホールで開催されるASJJF主催のプロアママッチ「ARTチャレンジ.6」。
この「ARTチャレンジ」へ前回に続き、2大会連続での出場を決めた橘智子(ミューズ柔術アカデミー)。
前回大会を通じて実感したARTの発信力や、国境を越えて自身の試合が評価された喜びが、再び挑戦する大きな原動力となった。
今大会では、マスターカテゴリーでのエントリーながら、対戦相手不在によりジュブナイルの三輪莉子(CARPE DIEM HOPE)との対戦が実現。
10歳以上の年齢差に加え、豊富な柔術歴を持つ相手との一戦は、橘にとって大きな挑戦となる。
趣味のルチャリブレ観戦を通じて得たものを自身の試合に還元しながら、目指すのは「鑑賞するに値する選手」という橘。
観客の記憶に残る試合を目指す橘に「ARTチャレンジ」への思いや対戦への意気込みを聞いた。

──2大会連続の「ARTチャレンジ」出場となりました。なぜ今大会に出ようと思いましたか?
橘:前回の出場を通じて、ARTの発信力の強さを実感したからです。国内外の選手や友人から応援の声をいただけたことも、大きな動機となりました。特に、ブラジルの選手から自分の技を評価していただけたことや、多くのメキシコのルチャドール(メキシコのプロレスラー)たちが試合を観てくれたことが、とてもうれしかったです。自分の試合が国境を越えて多くの方々に届き、評価していただけたことは、大きな励みになりました。
──この「ARTチャレンジ」と一般的な大会では、どのような違いがあると感じますか?
橘:選手が出場費を支払うという点は、ほかの大会と共通しています。一方、大きな違いは、観客の方々もチケットを購入して会場に足を運んでくださることだと思います。プロマッチのような選手コールや一人ずつの入場、マッチカードの制作に加え、当日のYouTube配信や、後日公開されるワンマッチごとの試合映像など、選手一人ひとりにスポットライトが当たる運営も、ARTチャレンジならではの魅力だと感じています。
──では純粋なプロ大会「ART」の本戦とプロアママッチという位置付けの「ARTチャレンジ」の違いは、どのようなところにあると思いますか?
橘:ART本戦のプロマッチは、アマチュアやプロの舞台で実績を積んできた選手たちが選ばれて出場する舞台という印象です。一方「ARTチャレンジ」は、挑戦する意欲さえあれば、自らエントリーして出場を目指せる舞台だと思っています。
──今大会ではマスターカテゴリーでエントリーしましたが、相手不在のため、ジュブナイルの選手と対戦することになりました。このことについて、どう考えていますか?
橘:年齢が10歳以上離れているうえ、柔術歴も相手の選手のほうがはるかに長く、私にとって非常に挑戦しがいのあるマッチメイクになりました。これほどのキャリアを持つ選手と対戦できる機会は貴重ですので、今回の対戦を光栄に思っています。試合では、年齢差を感じさせない動きや見栄えをお見せできるよう、コンディショニングにも気を配りながら準備しています。
──対戦相手の三輪莉子選手には、どのような印象を持っていますか?
橘:経歴を拝見し、10代にして柔術歴10年以上という、非常に豊富な経験を持つ選手だという印象を受けました。社会人になってから柔術を始めた私にとって、幼い頃から競技に打ち込み、長年にわたって経験を積んできた選手は、オリンピックを目指すアスリートにも通じる存在だと感じています。
──前回大会ではマスクを被って入場し、選手コールの際に観客席に投げるというパフォーマンスも凝っていました。今回も何か考えているのでしょうか?
橘:前回の入場パフォーマンスを楽しんでいただけたのであれば、とても光栄です。今回も観客の皆様に楽しんでいただけるようなパフォーマンスを考えており、練習も重ねています。趣味であるルチャリブレ(メキシコのプロレス)の観戦を通じて学んできたことを、自分なりの形でアマチュアの試合の舞台に還元できればと思っています。
──最後に、試合に向けての意気込みをお願いします。
橘:私は「鑑賞するに値する選手」になることを目指して、日々練習しています。「観てよかった」「また観たい」と思っていただけるような試合をお見せできるよう、挑みます。

今大会でも入場パフォーマンスを考えているという橘。だが派手な入場よりも試合内容で魅せることも大事だ。

「ARTチャレンジ.6」
日程:10月31日(土)13:00~試合開始
会場:碧南芸術ホール
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