
北海道の柔術家に、地元で試合ができる場所を――。そんな想いから札幌で始まったSJJJFの北海道大会が、初めて十勝に舞台を移す。
11月29日(日)、北海道河東郡音更町の「サンドームおとふけ」では、SJJJF「TOKACHI JIU JITSU CUP 2026」が開催される。同日にはノーギの大会も行われ、応援や観戦は入場無料となる。
「北海道で年に一度は大会を開こう」。SJJJFでは、道内の選手が地元で戦えるよう北海道出身のメンバーが動き、発足した2016年から北海道で大会を開催している。開催から数年は、マット1面で行われることもあったが、近年の大会はマット数やギャラリーも格段に増え、盛況を博している。

こちらは2019年に行われた北海道大会だ。キッズも含め、マットは1面で進行された。現在の盛り上がりは周知の通りだが、SJJJFは、こうした実績を重ね、北海道で確かな存在感を示してきたのだ。
札幌を飛び出し、初めて十勝に舞台を広げた今大会のエントリーリストを見ると、地元のカルペディエム十勝勢がキッズからマスターまで幅広い世代で名を連ねている一方、顔ぶれが面白いのは、8名が集まった男子アダルト青帯フェザー級だ。
十勝、釧路、札幌、室蘭と、普段は別々の街で練習する選手たちが同じ階級に揃っている。加えて、東京・原宿のYAWARAからも複数の選手がエントリーしており、道内外の柔術家が手を合わせる機会となる。
さらに男子アダルト黒帯フェザー級には、諸澤陽斗(Over Limit Jiu Jitsu Japan)がエントリー。対戦相手が名乗りを上げれば、十勝のマットでアダルト黒帯の一戦が実現することになり、期待が膨らむ。
また、遠征には、試合後の楽しみもある。会場のある音更町は、十勝平野に湧く植物性のモール温泉で知られる十勝川温泉の町だ。マットを下りたあとは、応援に来た家族や練習仲間とゆっくり湯につかるのもいい。
エントリーの最終締切は11月19日(木)まで。SJJJFの10月31日発表では、定員200名に対してすでに170名がエントリーしている。まだ対戦相手を待つ階級もあるため、出場を考えている選手は、まず自分のカテゴリーをチェックしてみてはどうだろうか。
・SJJJF TOKACHI JIU JITSU CUP 2026
・SJJJF TOKACHI No-Gi Cup 2026

SJJJF村田会長と諸澤陽斗のツーショット。十勝大会でアダルト黒帯マッチは実現するのか。期待したいところだ。