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樋口翔己、ADCC ALL JAPAN制覇で2025年を締める――「パッとしなかった一年を、この勝利でひっくり返せた」

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昨年末に開催された「ADCC ALL JAPAN」で見事優勝を果たした樋口翔己(パラエストラ吉祥寺)。

準決勝、決勝ともに一本勝ちという圧巻の内容で頂点に立ち、悔しさの残っていた2025年を最高の形で締めくくった。

スクランブルを制し、師匠譲りの“脇固め”を炸裂させた試合を、本人の言葉で振り返る。

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――優勝おめでとうございます。まずは試合全体の感想をお願いします。

樋口:ありがとうございます。1回戦はポイントでは勝っていたんですけど、結構苦戦しました。ただ、準決勝と決勝は自分の得意な形で、十字やバックチョークを取ることができて、内容的にも良かったので嬉しいです。

――準決勝の山本空良選手との一戦は、ノンストップの展開でした。振り返っていかがでしたか。

樋口:自分もガンガン動いて、ぐるぐるスクランブルしていくスタイルなので、すごく噛み合った試合でした。山本選手はいい意味で柔術っぽくない動きをする選手で、試合中も「どこかで決められるんじゃないか」というヒリヒリ感がずっとありましたね。その中でも、いいポジションを取れている感覚があって、その流れで十字を取れたので、すごく気持ちよかったです。

――決勝の高須将大選手との試合も一本勝ちでした。

樋口:決勝は引き込みがマイナスポイントになるので、最初は立ちで勝負しようと思っていました。でも、触った感じで「ちょっと厳しいかもな」と思いながら前半は進めていましたね。

――そこから試合が大きく動きましたね。

樋口:自分がタックルに行ったところをガブられたんですけど、そこで師匠の高谷(聡)先生が得意な脇固めが、いいカウンターの形で入ったんです。そこから自分のいいポジションになって、最終的に腕十字、バックチョークにつなげることができました。立ちでは勝負できなかったですけど、練習していることを出せたのは良かったです。

――会場からは「脇固め!組長!」という声も上がっていました。

樋口:場所によって呼び方は違いますね。所属ジムでは「高谷固め」って呼んでますし、出稽古先とかでは「組長固め」とか言われることもあります(笑)。

――とっさに出た動きが、試合の転機になった、と。

樋口:自分ではあまり意識してなかったですけど、自然と体が動きましたね。師匠が力を貸してくれたのかなって思います(笑)。

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準決勝のvs山本空良戦は互いに動き続けるノンストップファイトの好勝負となった。

――ADCC ALL JAPAN優勝で2025年を締めくくりました。今年を振り返ると?

樋口:柔術もグラップリングも、ノーギもいろいろ出たんですけど、正直今日以外はあまりいい結果じゃなくて、パッとしない一年でした。だからこそ、今日勝てて本当に嬉しいです。

――2026年はどんな一年にしたいですか?

樋口:グラップリングも柔術も変わらず並行してやっていきます。柔術ではJBJJF全日本やIBJJFアジアを目指しますし、ADCCトライアルももう一度出る予定なので、タイミングを見ながら調整していきたいです。

――6月にはADCCのアジア&オセアニアトライアルの2次予選がオーストラリアであります。海外遠征の可能性も?

樋口:はい、あります。頑張ります。

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