
8月15日(土)、16日(日)の2日間、東京・錦糸町のひがしんアリーナで、ASJJF「キン肉マン杯2026」が開催された。1600名弱の参加者を集めたビッグコンペティションは、2日間にわたる熱戦と大きな盛り上がりの中、無事に閉幕を迎えた。
大会2日目は、キッズ、アダルト、マスター(30)、ノーギの各カテゴリーを実施。なかでも午前中をメインに行われたキッズの試合では、選手だけでなく保護者やコーチもマットを取り囲み、会場は朝から大きな熱気に包まれた。

今大会には、Jiu Jitsu NERDのキッズ特集企画「Jiu Jitsu Next Generation ~ 超人のタマゴたち」に登場している強豪キッズたちも多数参戦した。
松田舷聖(マスタージャパン福岡)と鳴海喜々(一心柔術)は、それぞれワンマッチを制したほか、伊藤カイキ(チェックマットジャパン)や石澤謡(X-TREME EBINA)らも実力を発揮。「キン肉マン杯」という記念すべき舞台で、しっかりと結果を残している。

また、ジュブナイルでは、11月に開催されるプロ柔術「ART.8」への本戦出場が決まっているアリソン・カバウカンチが、青帯ミドル級で優勝。アダルトの道着では、MMAでも活躍する19歳の中池武寛(パラエストラ小岩)が、紫帯ライトフェザー級の三つ巴戦で優勝。女子アダルト青帯フェザー級では、高本珠緒(高本道場)がワンマッチで優勝を飾ったが、同オープン決勝ではハファエラ・アユミ(INFIGHT JAPAN)に軍配があがった。
多くのキッズはもちろん、いま注目を集める若き有望選手らも数多く参戦した今回の「キン肉マン杯」。マスター世代だけの大会にとどまらず、次の世代へとつながっていく大会としての広がりを感じさせたことも、今回の大きな収穫だったのではないだろうか。
最後まで会場に立ち続けた、ゆでたまご嶋田隆司先生
そして既報の通り、前日に自ら試合に出場した「ゆでたまご」の嶋田隆司先生は、この日も会場に姿を見せた。
午後から大会終了まで長時間にわたり、来場者との記念撮影などのファンサービスに務めた。前日の疲労に加え、膝の手術をしている嶋田先生にとって、体育館の固いフロアで過ごす時間は、決して楽ではなかったはずだが、時折休憩を挟みながら多くの人たちと交流し、一人ひとりに声をかけていた。
そして大会のラストを飾ったのが、団体表彰だ。
嶋田先生はプレゼンターとして表彰式に登場。そして、前日の試合で自身も入賞し、チームポイントの獲得に貢献したマスター部門では、所属するトライフォースが団体優勝を果たした。
最後の団体表彰において、キン肉マンが描かれた優勝盾を受け取ったのは、ほかならぬ嶋田先生自身となったのだ。
作者として大会を支え、自らも選手としてマットに立ち、そして最後は仲間たちと団体表彰の喜びを分かち合う――。
そんな光景で幕を閉じた「キン肉マン杯2026」は、単なるコラボレーション大会ではなく、「キン肉マン」と柔術が持つ“戦うことの楽しさ”と“仲間とつながることの素晴らしさ”が重なり合った、特別な2日間になったのではないだろうか。
