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玉木宏、魂の一本勝ちで銅メダル獲得の快挙。チームメイト・岡田准一にバトンを渡す

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ポルトガル・リスボンで開催中の「IBJJFヨーロピアン2026」。

この欧州最大の大会に挑んだ俳優の玉木宏(ARTA)が、マスター4紫帯フェザー級で堂々の3位入賞、銅メダルを獲得した。

2023年の柔術デビュー戦以来、久々の試合出場となった今大会。

それでも玉木は、長いブランクを感じさせない鋭さと落ち着きを見せ、国際戦の舞台で確かな存在感を放った。

初戦は廣田信寿との日本人対決となり、試合開始と同時にクローズドガードへ引き込み、相手のワキをすくって肘を抱えると、一気に手首を極める。

電光石火のリストロックでわずか1分45秒、105秒という短い試合タイムで会場をどよめかせる鮮やかな一本勝ちで初戦を突破した。

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玉木の初戦はクローズドからのリストロックでの一本勝ちで準決勝進出&メダル獲得を確定させた

迎えた準決勝は、1回戦がシードだった、このトーナメント出場選手の中では一番ランキングが高い強豪との一戦。

ここでも迷いなく引き込み、得意のクローズドを狙うが、相手はズボンを掴んで巧みにパスガード、3ポイントを奪われ、さらにキムラを狙われる厳しい展開となる。

それでも玉木は冷静だった。

自らの手首を股に入れて腕を守り、極めを許さない。

そしてハーフガードに戻してブリッジを試みるも、相手の勢いは止まらず、パスからマウントへ畳みかけ、一気に7ポイントを失い、スコアは0-10となった。

しかし、ここからが玉木宏の真骨頂だった。

最後まで諦めずにマウントをリバーサルし、スタンドへ。

再びクローズドガードに引き込むと、逆転を信じて渾身の組み手を作りにいく。

だが、残り時間は1分を切っていた。

試合終了間際、相手の腕は玉木のインサイドクローズドの中で完全に伸びきっていた。

あと数秒あれば――腕十字に持ち込めた可能性は十分にあっただけに、タイムアップの瞬間は悔しさが残るものとなった。

準決勝敗退とはなったが、初戦を一本勝ちで制し、国際大会での3位入賞と銅メダル獲得は紛れもない快挙。

柔術家・玉木宏の確かな成長と覚悟を強く印象づける大会となった。

この玉木の健闘に続くのは、チームメイトの岡田准一。

岡田の試合は翌々日の日曜日に控えている。

玉木から“銅メダル”という熱いバトンを受け取り、岡田はどんな戦いを見せてくれるのか――期待は高まるばかりだ。

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0-10で準決勝敗退となった玉木だが、3位入賞で銅メダル獲得。この戦績は快挙といっていいだろう

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Photo by ARTA HIROO