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大野智輝、IBJJFアジア制覇で雪辱「ギリギリの試合を勝ち切れたことが大きな自信になった」

ムンジアルでベスト8に終わった悔しさを胸に、IBJJF「アジア2026」アダルト茶帯ライトフェザー級で見事に優勝を果たした大野智輝(ARTA)。

韓国勢との激闘やチームメイトとの対戦を乗り越え、世界で実績を持つ選手を下して頂点に立った。

今大会を振り返るとともに、JBJJF全日本選手権、柔術CON、アジア競技大会へ向けた意気込みを聞いた。

――優勝おめでとうございます。まずは率直な今の気持ちを聞かせてください。

大野:ありがとうございます。ムンジアルではベスト8で終わってしまって、自分としても表彰台には上がれる自信があっただけに悔しかったです。その分、「アジアは絶対に勝たないといけない」と思って臨みました。

全部ギリギリの試合でしたが、自分のゲームをしっかり作って勝ち切り、優勝できたので本当に良かったです。

――1回戦は海外勢との対戦でした。振り返っていかがですか?

大野:最初はベリンボロが決まりそうな場面もあって「いけるかな」と思ったんですが、相手が想像以上に力強くて、そこでかなり体力を削られました。初戦としては課題も見つかった試合だったので、そこは今後改善していきたいと思います。

――2回戦はチームメイトであり、幼馴染でもある高橋逸樹選手との対戦でした。

大野:決勝ではなくベスト8で当たるのは少し複雑な気持ちでした。序盤はアドバンテージを取られて焦りましたが、そこからしっかりトップをキープして2ポイントを奪えたことで落ち着いて自分の試合運びができました。普段から一緒に練習しているので、お互いに何をしてくるか分かっていましたが、その中で勝ち切れたのは良かったです。

――準決勝は元チームメイトの時任飛鳥選手との対戦となりました。

大野:普段はあまりスパーリングをする機会はなかったんですが、2年前のJBJJF全日本でも対戦しています。その時はポイントを取れたものの、今回は担ぎ技などでプレッシャーをかけられて危ない展開が続きました。

ただ、自分のガードはしっかり機能していて、パスされる感覚はありませんでした。相手にポイントを与えず、自分が取り切って勝てたのは良かったと思います。

――決勝は韓国人選手との対戦となり、4-2で勝利しました。

大野:強い選手だと聞いていたので、対戦を楽しみにしていました。相手はムンジアルでも結果を残している選手なので、その相手にしっかり勝てたことは大きな自信になりました。これからの全日本やヨーロピアン、ムンジアルにつながる試合になったと思います。

――今回はARTAのBチームとして出場しました。インストラクターも務め、実績も十分だっただけに意外でしたが、その理由は?

大野:IBJJFからチームの振り分けを促すメッセージがジムの登録をしたメールアドレスに届いていたようなんですが、それに気付いていなくて(苦笑)。それで最初にARTAでエントリーしていた選手2人がAチームになって、自分はBチームになったんだと思います。そこは仕方ないですね。今後はそういう部分も含めて、チーム内でしっかり話し合って決めていきたいと思います。

――ムンジアル、アジア競技大会代表選考会、そして今大会と、大きな大会が続きました。これまでの大会を振り返っていかがですか?

大野:かなりの連戦でしたし、ムンジアルも代表選考会も、そしてIBJJFアジアもすべて大きな大会だったので、それぞれに向けてどう練習するか、どう追い込むかをずっと考えていました。疲労もかなり溜まっていましたが、コンディションをしっかり整えながら、これまで足りなかった部分を一つずつ改善してきました。その成果を今回の試合で出せたと思います。まだ試合が3大会ほど続くので、引き続きしっかり勝てるように頑張ります。

――次戦の予定などが決まっていたら教えてください。

大野:まずはJBJJF全日本に出場する予定です。その後にラスベガスの柔術CON、さらに10月にアジア競技大会があります。それらの大会の間隔がすごく短いので、新しいことをたくさん取り入れる時間はありません。今できていることをさらに磨いて、細かい課題を一つずつ埋めながら、全部優勝できるように頑張ります。

――今後の活躍も期待しています。

大野:ありがとうございます。