
8月15-16の2日間、ひがしんアリーナで開催されたASJJF主催「キン肉マン杯2026」。
大会初日で行われた女子マスター36紫帯ライトフェザー決勝戦では、10年以上ぶりに柔術の試合へ復帰した浜﨑朱加(寿柔術)と、MMAでも活躍する“あきぴ”こと阿部真奈美(ABLAZE八王子)が激突した。
元RIZIN女子スーパーアトム級王者として知られる浜﨑にとって、今回は久々の柔術マッチ。
対するあきぴは、初戦の牧野朱里(Evermove)との試合を電光石火の腕十字を極めて一本勝ちを収め、決勝へ駒を進めていた。
浜﨑は対戦相手の欠場による不戦勝で決勝進出となり、両者の顔合わせは大会屈指の注目カードとなった。
試合開始して先に仕掛けたのはあきぴだった。憧れの選手であること公言している浜﨑を前にしても臆することなく距離を詰め、ガードに引き込み、得意のガードを作ろうとしていく。
対する浜﨑は、柔道をバックボーンとする強靭な体幹と組みの強さを活かして対応し、引き込みに素早い反応を見せ、ガードを作らせることなくパスガードに繋げていく。
あきぴはガードを作れずパスガードを凌ぐのに精一杯となり、浜﨑は相手の動きに合わせてポジションを変えつつ、試合をコントロールしていった。
最後はサイドポジションからネックシザースとキムラのコンビネーションで浜崎が一本勝ち。
10年以上ぶりとなった柔術復帰戦を見事に優勝で飾り、キン肉マン杯の金メダルを手にした。
大会前には「金メダルを獲りたい」と語っていた浜﨑だったが、その言葉通りの結果を残した。
一方、惜しくも準優勝となったあきぴにとっても、この決勝戦は大きな意味を持つ一戦となった。
自身よりも柔道・MMAのキャリアで大きな実績を持つ浜﨑を相手に、先に仕掛ける姿勢を見せ、最後まで真正面から勝負を挑んだ。
MMAファイターとして長年トップ戦線を走り続けてきた浜﨑と、柔術をベースにMMAでのキャリアを築いているあきぴ。異なる道を歩んできた2人が、キン肉マン杯という柔術の舞台で相まみえた決勝戦は、大会を象徴する一戦となった。
また浜崎は今週末に開催されるJBJJF全日本にもエントリーしており、2週連続の柔術マッチに出陣する。そこでの試合にも注目したい。

女子マスター36紫帯ライトフェザー決勝戦で浜﨑朱加(寿柔術)と“あきぴ”こと阿部真奈美(ABLAZE八王子)の注目の試合が実現。

引き込んだあきぴに対し、素早い対応でパスガードし、サイドポジションで抑え込んでいった浜崎。

あきぴの動きに合わせて優位なポジションを失わずにサイドからキムラグリップをセットアップ。

最後はサイドポジションからネックシザースとキムラのコンビネーションで浜崎が一本勝ち。

1試合のみとなったが、しっかりと一本勝ちで優勝した浜崎。今週末のJBJJF全日本でも活躍を期待したい。

あきぴの試合後のコメント
「白帯の時から大好きな浜崎選手と試合をさせていただき、心の底から嬉しかったです。同時に、まったく何も出来ない無力さも痛感しました。いつかまた試合させていただく機会があったら『強くなったね』と言ってもらえるように、コツコツ頑張ります。」
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