
6月26日(金)、「アジア競技大会 柔術日本代表選考会」の69kg級で全勝優勝を果たし、日本代表入りを決めた福島聖也(CARPE DIEM ASHIYA)。
試合では独自の足関節技“うなぎロック”でサブミッションによる勝利も収めている。
日本発祥の技術とともに戦うスタイルを武器に、32年ぶりの国内開催となるアジア競技大会へ向けて、メダル獲得を誓った。

――まずは全勝での代表内定、おめでとうございます。2試合目はサブミッションでの勝利でしたが、あの技について教えてください。
福島:ありがとうございます。あれは「うなぎロック」と呼ばれている技です。
――初めて柔術を見る方もいると思います。どんな技で、どう決まったのか教えてください。
福島:所属しているCARPE DIEM ASHIYAで代表を務める岩崎正寛先生が考案した技です。日本の柔術界ではかなり知られている技で、先生の愛犬である“うなぎ”というフレンチブルドッグの名前が由来になっています。技の内容としては、相手の足にしがみつくようにコントロールして、自分の太ももで足首を固定し、上下半身をねじることで関節を極める足関節技です。
――それは得意技なのでしょうか?
福島:CARPE DIEM ASHIYAのチームとしてはよく使う技なんですが、自分が試合でしっかり極めたのは今回が初めてかもしれません。ただ、極めるというよりも、その動きを見せながら相手の反応を引き出して崩していくというのがうちのチームのスタイルです。柔術は相手が嫌がる方向に動いた時に、逆が成立する競技なので、そういう意味でも重要な技だと思います。
――アジア競技大会では初めて柔術を見る方も多いと思います。見どころはどこでしょうか?
福島:柔術は正直、初めて見ると何が起きているのか分かりづらい競技だと思います。
ただ今回のアジア競技大会は試合時間が通常より短く5分に設定されているので、選手たちも、よりアグレッシブに動くはずです。ポイントの攻防、テイクダウン、サブミッションなどが一気に出るので、そういった展開の速さを見てもらえれば楽しめると思います。
――これまでのキャリアの中で印象的な成績はありますか?
福島:国内では2024年のJBJJF全日本柔術選手権で76kg級優勝。海外では茶帯時代にIBJJFヨーロピアンに出場して、70kg級で準優勝した経験があります。
――最後にこのアジア競技大会へ向けて意気込みをお願いします。
福島:今回は選考のタイミングも近く、出られた選手も限られる中での代表争いでした。その中で自分が勝ち抜いて代表になれたので、ここからはしっかり結果を出したいです。日本代表としてメダルを必ず持ち帰れるように、しっかり準備していきます。

試合ではうなぎロックを極めてTV番組にもピックアップされた。本戦でも極めることができるか?!

第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)
日程:9月19日~10月4日
※柔術は10月1日~3日に愛知県武道館で開催