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「得意な形で試合をコントロールできた」アジア競技大会代表入り決定、48kg級優勝の田中美佳が語る“柔術の魅力と挑戦への決意”

『アジア競技大会 柔術日本代表選考会』の女子-48kg級を制し、国際大会代表入りを決めた田中美佳(CARPE DIEM ASHIYA)。

試合では得意のポジションワークを軸に主導権を握り、落ち着いた試合運びで頂点まで駆け上がった。

32年ぶりの日本開催となるアジア競技大会を前に、その手応えと今後への思い、そして柔術の魅力について語った。

――48kg級優勝、おめでとうございます。試合を振り返って、ご自身の出来はいかがでしたか?

田中:ありがとうございます。そうですね、自分がやりたいことをしっかりできたので、そこは良かったかなと思います。

――ご自身の中で、特に良かったポイントはどこでしょうか?

田中:しっかり自分の得意なポジションを取ってから、落ち着いて試合を運ぶことができたところだと思います。

――今回の優勝で、32年ぶりの日本開催となるアジア大会への出場が大きく近づき、代表入りも決定した状況です。この国際大会に向けての意気込みを教えてください。

田中:日頃からお世話になっている人たちにも良いところを見せられるように、引き続き日々の練習を頑張っていきたいと思っています。

――特にどんな方々にその姿を見せたいですか?

田中:いつもお世話になっているチームのみんな、一緒に練習してくださる方々や指導してくださる皆さんに、しっかり頑張っているところを見せられたらと思います。

――今回はアジア競技大会が国内開催ということで、初めて柔術を見る方も多いと思います。そういった方々に、柔術のどのような魅力を感じてほしいですか?

田中:柔術は戦略的な部分が多く、試合中もしっかりプランを立てながらポジションを作り、技術を組み立てて最後のフィニッシュにつなげていく競技だと思います。そうした細かい駆け引きや戦いの部分も見ていただければうれしいです。

――田中選手ご自身が、柔術をやっていて一番好きな瞬間はどんなところですか?

田中:練習していて、できなかったことができるようになった時や、技が決まった時はすごくうれしいですね。

――今回、急な試合日程などもあり慌ただしい状況だったと思いますが、出場を決めたきっかけを教えてください。

田中:アジア競技大会自体が大きな大会ですし、チャンスがあるなら挑戦してみたいと思いエントリーしました。

――平日開催で急なスケジュールでもありましたが、お仕事の調整はうまくできましたか?

田中:私は会社員なので平日は仕事ですが、お願いを重ねて、職場の方々の協力もあって試合に出場することができました。

――今回の大会はJBJJFやASJJFなど、普段とは異なる連盟の大会でしたが、その点についてはどう感じましたか?

田中:ルールや普段と違う部分もあったので、しっかり準備する必要がありました。

――ルール面で特に意識した点はありますか?

田中:試合時間が5分と短いので、ポイントをしっかり取りにいかないと時間切れになってしまうと思いました。そこは特に意識して、確実にポイントを取ることを心がけました。

――今回の試合はカリフォルニアでのムンジアル後の黒帯デビュー戦という節目でもありました。その点についてはいかがですか?

田中:そういった流れの中でしっかり勝つことができて、次のステージに向けて良いきっかけになったと思います。今後も引き続き頑張っていきたいです。

――次の大会まで約3カ月ほどありますが、どのように準備していきますか?

田中:本戦も5分だと思うので、その時間内でしっかり勝てるように組み立てていきたいです。やること自体は大きく変えず、自分の足りない部分を少しずつ埋めていきたいと思います。

――では最後にアジア大会に向けて意気込みをお願いします。

田中:しっかり準備をして、代表として一つでも多く勝てるように頑張ります。応援よろしくお願いします。

代表内定後、集まった報道陣の囲みインタビューに答えていた田中。柔術選手が一般メディアに取り上げられることは稀で、これはアジア競技会ならではのことだろう。

第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)
日程:9月19日~10月4日
※柔術は10月1日~3日に愛知県武道館で開催