今年の柔術界を振り返る『2025年もっとも読まれた記事』TOP10
今年の柔術界を振り返る『2025年もっとも読まれた記事』TOP10
Jiu Jitsu NERD

今年一年、Jiu Jitsu NERDのご愛読、誠にありがとうございました。いつも支えてくださる読者&ユーザの皆さまに、心から感謝いたします。
今年最後の記事は『2025年もっとも読まれた記事』TOP10をお届けします!
2025年の柔術界を記事とともに振り返っていきましょう。
まずは番外編!!
「TOP10」には入りませんでしたが、非常にアクセスがあり、年末年始に改めてゆっくり読みたい編集部オススメのインタビュー&コラム3選をご紹介します。
番外編①
全5回に渡って掲載された『七帝柔道記Ⅱ』作者・増田俊也さんのロングインタビューです。七帝柔道は、15人の団体戦で勝敗は一本のみ。絞めは落ちるまで。関節技は折れるまでと想像を絶する極限の戦いもあったとか。寝技格闘技のルーツともいえる、その一端を知ることができます。
番外編②
各アカデミーのオフィシャル道着と並び、国内で多くの支持を得るようになったのが、KINGZの道着でしょう。日本上陸から6年、その歩みは決して順風満帆ではありませんでした。
日本にKINGZを根付かせたアサダ トシオ氏・アサダ メリナ氏の手記は、ぜひ多くの方に読んでほしいです。
番外編③
なんと、このインタビューは2024年6月のものです。しかし、大きな話題になったグスタボ・オガワのインタビューは、2025年もずっと読まれ続けており、結果として今年のランキングにくい込むものでした。「日に5回の練習をしないと勝てない」と語る彼の声をぜひ改めて聞いてください。
Jiu Jitsu NERD2025年、もっとも読まれた記事 TOP10
第10位
昨年末にもやもや病が発覚、MMAでの活動を休止し、今年のアジア選手権で柔術復帰戦を迎えたイゴール・タナベのインタビューが10位でした。様々な苦悩や苦労を経て、柔術に戻ってきたイゴールの嬉しい一言が話題に!
第9位
KINGZ JAPANアスリートを深掘りするコラボ企画で福島聖也を紹介しました。CARPE DIEM芦屋に所属し、いまや日本を代表する柔術アスリートの一人になった福島は、年明けのヨーロピアン選手権にエントリーしており、期待が高まります。
第8位
今年のブラジリアン柔術世界選手権におけるアダルト女子黒帯ルースター級で池田海南江が、見事銅メダルを獲得しました。大会後は膝の手術に踏み切りましたが、復帰後のADCCアジア&オセアニア予選で見事優勝。2026年は、2025年以上の結果を出してくれるはず。
第7位
2年連続で日本開催となった「SJJIFワールド」の2026年大会は、なんと東京・代々木第一体育館という大会場で行われることが決まりました。9月3日から6日までの4日間で参加目標は8000人だそうです。日本柔術界の"お祭り"が今から楽しみですね。
第6位
都内世田谷区の中学校跡地を活用した複合施設内にできたのが、「neighbors JIU-JITSU」でした。行政と連携したプロジェクトで「ブラジリアン柔術」が採用された画期的な出来事として大きな話題になりました。
第5位
今年のブラジリアン柔術世界選手権で堂々の入賞を果たしたのが、石黒翔也でした。男子黒帯で日本人選手のメダル獲得は、2018年以来で実に6大会ぶりとなる快挙でした。石黒は、2026年も4大大会出場を宣言しており、期待大です。
第4位
大晦日の「RIZIN甲子園」に出場が決まっているエンゾ・ヤマザトのインタビューです。全てを懸けて本気で格闘技に向き合うエンゾの声は必見です。彼ならきっと世界で活躍する格闘家になってくれるはずですね。
第3位
国民的人気マンガ「キン肉マン」の作者であるゆでたまご・嶋田隆司先生が、公式戦初勝利を挙げました。60歳を過ぎて右膝の手術に踏み切り、過酷なリハビリを経て柔術復帰をした嶋田先生の勝利までの道のりは、すべての人に勇気と元気を与えてくれる物語でもあります。
第2位
今年3月の「Marianas Pro Nagoya」で実現した柔道家・佐々木健志が柔術デビュー戦の記事が第2位。戦前から話題になっていた佐々木の柔術公式戦出場は、全て一本勝ちによるWゴールドを達成。強すぎた佐々木の次なる柔術マッチが見たいですね。
第1位
「SJJIFワールド」を紫帯と茶帯で2連覇した髙田延彦の速報が、今年もっとも読まれた記事になりました。既報の通り、髙田はヒクソン・グレイシーより茶帯4本目のストライプを巻かれたばかり。格闘技界が注目する"その時"はいつ訪れるのでしょうか。
以上となります。ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございます。
2026年も、Jiu Jitsu NERDをお楽しみください。
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