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前澤智コラム「前”さわ”智です」第11回『社員旅行でマレーシアへ』

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先日、社員旅行でマレーシアへ連れて行っていただきました。

格闘家として社会人になってから、試合以外で海外に行くのは初めてのこと。

しかも社長に連れて行っていただくという、なんとも太っ腹な機会でした。

自分ひとりでは体験できなかった時間。

本当にありがとうございました。

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滞在中、隙間時間に現地のジムで練習してみたいと思い、同僚の大竹先生が探してくださったのですが、まさかの祝日と重なり断念。

マレーシアでは「サッカーチームが優勝したから明日祝日!」ということもあるそうです。

その柔軟さに少し驚きながらも、羨ましく感じました。

ブルーモスクとピンクモスクも訪れました。

イスラム教の決まりで女性は肌の露出が禁止されており、全身を覆う衣装を着用しての観光。

アバヤ、そして頭を覆う布はヒジャブと呼ばれるそうです。

非日常だからこそ楽しい体験でしたが、日常としてそれを貫く強さを思うと、頭を覆ったままスパーリングをしている女性選手への尊敬の念がより一層強くなりました。

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今回、4日間練習を休みました。

最近ではあまりなかったことです。

引退直後は、休みが嬉しくてたまりませんでした。

けれど復帰を決めてからは、練習していない自分を叱れるようになりました。

とはいえ、指導が続くと自分の練習時間には疲れている。

ついそれを理由にしてしまう。

でも不思議なもので、始めてしまえば「疲れている」は関係なくなります。

できない理由より、できることを探す。

それもまたトレーニングだと感じています。

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先日、会員さんから「いつもジムを綺麗にしてくれてありがとうございます」と言っていただきました。

現役時代の指導アルバイトでは「格闘技を教えるのが仕事だ」と思い、清掃や環境整備に重きを置いていませんでした。

いま思えば、私が社長なら雇いたくない社員だったと思います。

その反省もあり、現在は正社員として、掃除・洗濯・設備管理に力を入れています。

通ってくださることへの感謝の形として。

もちろん、指導内容や成長実感、会費に対する満足度が最優先です。

けれど、最近こう思うのです。

マットの汚れに気づけない人間が、相手のフェイントに気づけるのか。

タックルを切れるのか。

極論かもしれませんが、細部に目を向けられるかどうかは、競技にも通じると感じています。

理想は、選手が選手だけをやれる環境です。

日本でそれが許されるのはごく一部。女子格闘家となると、なおさらです。

結果がすべて。

けれど、こうも思います。

応援してくれる人を大切にできない選手が、本当に結果を出し続けられるのか。

会員の皆さまが安心して挑戦できる環境を守り、格闘技ライフをより豊かなものにすること。

その積み重ねが信頼を生み、やがて自分自身の結果を後押ししてくれると考えています。

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次の海外は6月。

念願だったADCCアジア予選に挑戦します。

総合格闘技を引退し、指導者として戻ってきた道で、もう一度寝技と向き合い、選手として立つ。

自分がどこまでできるのか。

何ができて、何ができないのか。

総決算です。

格闘技という鍵が、私をさまざまな出会いという「扉」へ導いてくれているのを感じています。

格闘技がなければ出会わなかった人。

経験しなかったこと。

行かなかった国。

感じなかった感情。

今、すべてに感謝して。

6月まで積み重ねます。

読者の皆さま、どうか見守っていてください。

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「2nd ADCC ASIA & OCEANIA TRIALS 2026」
日程:6/21
会場:ピープル・ファースト・スタジアム – カラーラ・オーバル(オーストラリア・ゴールドコースト)
■大会詳細はコチラから!