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“強い魔物が潜む大会”ブラジレイロで3位入賞の石黒翔也 海外修行を経てムンジアルへ

現地時間4月24日~5月3日、ブラジル・サンパウロのバルエリで開催されていたIBJJF「ブラジレイロ」は、参加者数7900人を集め、世界最大の大会となった。

そのブラジレイロに出場していた石黒翔也(ARTA MITA)は、アダルト黒帯ライトフェザーで3位入賞を果たした。

順調に準決勝まで勝ち進んだが、3月のパン選手権で勝利しているヘリソン・ガブリエルに敗れ、決勝進出はならなかったが、このブラジレイロでの銅メダル獲得は快挙といえる。

なにしろ日本人黒帯としてブラジレイロのアダルト黒帯カテゴリーでメダルを獲得したのは99年の中井祐樹のフェザー級3位入賞以来のことで、実に27年ぶりの偉業なのだ。

石黒は今年に入ってから絶好調で、1月にはIBJJF ヨーロピアンで3位、3月にはIBJJF パンで準優勝と、 IBJJFグランドスラム=4大大会で連続入賞中。

そしてブラジレイロの3位入賞から満を持してムンジアルに挑む石黒に大会後の総括をお願いした。

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「皆さんこんにちは、石黒翔也です。

今回、僕は人生で2度目となるブラジレイロに挑戦しました。

結果は3位入賞、銅メダルでした。

昨年はベスト8で敗退し、喪失感が大きかっただけに、今年はメダルを獲得できて本当に良かったです。

ブラジレイロは、金銭面やビザの関係でムンジアルやヨーロピアンに出場できない実力者が多く集まる、“強い魔物が潜む大会”と呼ばれています。

実際、初戦で戦った選手も、これまで出場してきた4大大会では見かけなかったタイプで非常に強く、僅差でなんとか勝ち切ることができました。

翌日に駒を進められて、正直ホッとしました。

準々決勝ではリカバリーもうまくいき、自分の力をしっかり発揮して勝てたのが良かったです。

一方、準決勝では前回のパンナムで勝っていたヘリソン選手に敗れてしまいました。

試合中、相手があえて膠着状態を作り時間を使っているのも感じていました。

作戦自体は悪くなかったと思いますが、最後にスイープできなかった点が課題であり、競り合いの強さをさらに磨く必要があると感じました。

ヘリソンは決勝で絶対王者パトを破り、ライトフェザー級の勢力図を大きく揺るがしました。

僕に勝ったパト、そしてベイビーシャークを倒したヘリソン。

そのヘリソンに対して僕は2勝1敗で勝ち越していることもあり、さらにグスタボも含めて、誰が勝ってもおかしくない混戦になっています。

ムンジアルに向けて、気持ちが一層高まっています。

そしてこのまま、アメリカへ3週間の修行に向かいます。

海外での柔術修行は4年ぶりです。

現在は日本でも高いクオリティで練習できていますが、次の試合まで3週間という短い期間の中で、ブラジル→日本→アメリカと移動すると時差ボケなどで調整が難しいと判断し、そのまま渡米することにしました。

今回の修行先は、フェザー級世界王者のアイザック・ドーダーラインのもとです。

彼の技術は素晴らしく、ドーピングに頼らない柔術スタイルにも強く共感しています。

この期間でさらにレベルアップし、日本人男子初のムンジアル王者を目指します。

引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします。」

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