
黒帯昇格からわずか2大会目で、「SJJIFワールド2026」の頂点に立った永尾澪(CARPE DIEM SENDAI)。
先月のJBJJF全日本選手権では決勝で敗れ準優勝に終わったが、その悔しさを糧に今大会では見事に優勝を果たした。
柔術を始めて約5年で黒帯に到達し、さらなる世界の舞台を見据える永尾。KINGZ JAPANアスリートでもある彼が、これまでの歩みと今後の目標を語った。

――SJJIFワールド優勝おめでとうございます。まずは今の率直な気持ちを教えてください。
永尾:ありがとうございます。先月のJBJJF全日本選手権の決勝で負けてしまったので、今回はしっかり優勝しようと思っていました。それを実現できて良かったです。
――決勝戦の八巻選手との試合は激闘でした。試合をしてみた感想を教えてください。
永尾:試合前は八巻選手の準決勝の試合を見て、立ちが上手くてベースが強い選手だなというのが印象で実際組んでみたらベースが強くて全然崩せなかったです。
自分が色帯の頃から名前を見たり聞いたりしていたのでベテランの選手に勝ち切ることが出来て素直に嬉しいです。
――先月はIBJJFルール、今月はSJJIFルールと、細かな部分でルールの違いがある大会に出る時は、どんなことを意識していますか?
永尾:大きな違いはダブルガードで2点が入る部分とアドバンテージの有無で、ダブルガードになった際は積極的に上をとる様にして、アドバンの部分は得意の上から極めにいった時にアドバンが無く下になってしまうと2点が入ってしまうので、そこはIBJJFルールより慎重に考えて基本的な自分のスタイルは崩さない様に意識してます。
――黒帯に昇格して、JBJJF全日本選手権で準優勝。そして黒帯2大会目となる今回のSJJIFワールドで優勝というビッグタイトルを獲得しました。黒帯になってからこれだけの成績を残していることについて、自分自身ではどのように感じていますか?
永尾:結果が出ているので自信になっている反面、やっぱり目指すところは世界なので、まだまだ仕上げていかないといけないなという焦りも少しあります。
――黒帯になるまでには、どのくらいの時間がかかったのでしょうか?
永尾:ちょうど5年ぐらいです。柔術を始めて5年ぐらいで黒帯になりました。
――柔術を始めて約5年で黒帯に到達し、黒帯でもすでに国内では頂点に近いところまで来ています。ここまで到達するために、普段はどのような練習をしているのでしょうか?
永尾:基本的には朝に少しドリルをやって、スパーリングをして。あとはほぼクラスに出て、テクニックを学んで、会員さんとスパーリングをするという練習です。あとは筋トレもしています。
――特別なことをしているというより、道場での日々の練習を積み重ねてきたということでしょうか?
永尾:そうですね。ほとんど特別なことはなくて、日々の積み重ねを頑張っています。
――これまでCARPE DIEMの自由が丘や仙台で柔術をやっていましたが、これから新しいチームへ移籍するということを発表していました。これにはどういった経緯があったのでしょうか?
永尾:仙台の渡邉和樹さんのところからスタートして、黒帯までやってきました。ただ、黒帯でムンジアルを目指すにあたって、やっぱり同階級に近い選手と練習したいという思いがありました。仙台や自由が丘では自分よりサイズの大きい相手が多かったので、そういうところも含めて考えて移籍を決めました。
――これから新しい環境で練習していくことになります。新たなスタートに向けて、どのような気持ちでしょうか?
永尾:とにかく世界を目指して、という感じです。
――では、これから黒帯で達成したい目標を教えてください。
永尾:まずは次のJBJJF全日本選手権です。先月、決勝で負けてしまったので、次は優勝したいです。あとはIBJJFの四大大会に出るためにはポイントが必要になってくるので、その出場権を得るために、ほかの大会でも頑張りたいと思います。
――次の大会の予定は決まっていますか?
永尾:10月にオーストラリアで開催されるIBJJFパンパシフィックにエントリーしたので、そこを目標に頑張ります。
――今後も世界を目指して頑張ってください。
永尾:ありがとうございます。

今大会の前にはJBJJF全日本で黒帯デビュー戦に挑み、決勝戦で鈴木和宏に敗れて準優勝となった。

決勝戦では八巻祐(X-TREME EBINA)と激しい攻防を繰り広げての勝利。黒帯2大会目で世界タイトルを手にしている。
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