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リオ五輪レスリング代表・井上智裕、紫帯デビューでWゴールド――階級差を越えて示した柔術での進化

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リオデジャネイロ五輪レスリング日本代表として世界の舞台を経験した井上智裕(Neo Judo Academy)が、3月28日に行われたASJJFアジアカップで紫帯デビューを飾り、階級別・無差別の両部門で優勝した。

持ち味のタックルを軸にしながらも、柔術特有の“掴み”への対応という新たな課題にも向き合い、競技転向後の確かな成長を印象づけた。

五輪アスリートが柔術の世界で見せた地力と、その先にある進化に注目が集まる。

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――ASJJFアジアカップでマスター36紫帯でのWゴールド、おめでとうございます。試合の感想を教えてください。

井上:ありがとうございます。昨年までは青帯で戦っていたのですが、今回が紫帯デビュー戦でした。無差別になると体の大きい選手も多く、ウルトラヘビーの選手と2試合やって、やはり体重差は強く感じました。

――その中で、ギでの難しさはどのあたりに感じていますか?

井上:自分はレスリング出身なので、相手に“掴まれる”という状況に慣れていません。そこでコントロールされてしまうのが難しいですね。自分の強みはタックルですが、掴まれることで止められてしまう場面も多いので、そこをどう崩していくか。そこが技術的にも面白い部分だと思うので、今後さらに追求していきたいです。

――青帯時代から多くの試合に出場されていますが、これまでの実績について教えてください。

井上:ASJJFでは昨年のアジアカップにも出場して、同じくダブルゴールドを獲得しています。JBJJFでは全日本でアダルト優勝も経験しました。ただアダルトはスピードも速くてハードなので、今年は紫帯ではマスターカテゴリーで楽しみながら挑戦していきたいと考えています。

――今後、再びアダルトカテゴリーに挑戦する可能性はありますか?

井上:そうですね。もっと技術が向上すれば、アダルトでも勝負していきたいと思っています。

――次回大会からは、CARPE DIEM SETAGAYAに移籍して出場とのこと。どういったきっかけがあって移籍に至ったのかを教えてください。

井上:レスリング引退後もパラスポーツに関わっていて、その活動を通じてCARPE DIEM SETAGAYAの方々と関わる機会がありました。パラスポーツのサポートなどもされていて、その流れで今回移籍することになりました。

――これからはCARPE DIEM SETAGAYA所属としての再スタートですね。

井上:はい。より一層技術を高めていきたいと思っています。

――今後の柔術での目標を教えてください。

井上:まずは黒帯になることが大きな目標です。そして、どの大会に出ても勝てる選手になれるよう頑張りたいです。

――今後の活躍も期待しています。

井上:ありがとうございます。