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西林浩平「世界で勝てた一年、でも国内では3敗。日本のレベルは世界トップ」――世界2冠達成の2025年を振り返る

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2025年、マスター世代黒帯で最も輝いた選手の一人が西林浩平(PATO STUDIO)だ。

ヨーロピアン、ブラジレイロ、ワールドマスター、そしてワールドノーギ――IBJJF海外主要大会4連勝で世界2冠を達成。

一方で国内大会では3敗を喫し、日本の層の厚さも痛感した一年だった。

その充実のシーズンを本人が振り返る。

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――今年はマスター世代で最も活躍した黒帯選手の一人だと思います。まず2025年を振り返っていかがでしたか?

西林:そうですね。試合には結構出ましたし、IBJJFの海外大会はすべて勝てたので、すごくよくできた一年だったと思います。

――ヨーロピアン、ブラジレイロ、ワールドマスター、ワールドノーギの4大会を制覇。その中で一番きつかった大会はどれでしたか?

西林:やっぱりワールドマスターですね。2回戦で対戦した韓国のパク選手との試合が一番きつかったです。

――どのあたりが特に苦しかったのでしょうか?

西林:全部きつかったんですけど(笑)、あの試合は特に印象に残っています。

――近年、韓国人選手の勢いが日本にも伝わってきていますが、実際に対戦して強さはどこに感じましたか?

西林:フィジカルが本当に強いですね。グリップも非常に強かったです。スイープでポイントは取れたんですが、上からのプレッシャーをずっと受け続けて、なんとか逃げ切ったという印象です。技術もそうですし、フィジカルの両方が揃っていて、それが一番きつかったですね。

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――ワールドマスター優勝に続き、ワールドノーギでも優勝し世界2冠を達成しました。ワールドノーギを振り返っていかがでしたか?

西林:IBJJFのワールドノーギに出るのは初めてだったんですが、昔からずっと出たいと思っていた大会でした。特別にノーギの練習を増やしたわけではないんですが、普段からギもノーギも同じ感覚でやっているので、自然に試合に適応できたと思います。いつもの練習通り戦えました。

――海外大会は4大会すべて優勝でしたが、国内大会の成績も教えてください。

西林:国内では、JBJJF全日本マスターで準決勝負け(藤本選手)、IBJJFアジアでも準決勝負け(木部選手)、直近のマスターアジアでは決勝で金古選手に負けています。今年は国内で3敗しています(苦笑)。

――海外で勝ち、国内で負けた。この違いはどこにあると感じていますか。

西林:もし違いがあるとすれば、海外だと試合の3日前くらいに現地入りして、調整に集中できることですかね。ただ単純に言えば、国内で対戦した相手が本当に強かったというのが一番だと思います。

――日本の選手も、世界で十分に戦えるレベルにあると。

西林:はい。特にマスター3~4あたりは、日本のトップがそのまま世界のトップだと思っていいと思います。僕のライトフェザーのような軽量級は特にそうですね。

――世界2冠という最高の形で一年を終えました。来年の目標を教えてください。

西林:今年取れなかったIBJJFグランドスラムの一つ、パンをできれば取りたいです。それと、国内でもしっかり勝って、一年を通して安定した成績を残したいですね。

――来年はヨーロピアンからスタートするのでしょうか。

西林:ヨーロピアンは出ない予定です。ワールドノーギに出たので、ヨーロピアンはお休みして、パンあたりから復帰できればと思っています。

――海外遠征も多いですが、資金面はどのように工面されているのでしょうか。

西林:道場の運営ですね。多くの方に通っていただいているおかげで、遠征に行けるようになってきました。

――選手としても、ジム運営としても順調ということですね。

西林:はい。おかげさまで、それを続けていきたいと思っています。

――PATO STUDIOはコンペティションチームとしても好成績を残しています。指導で意識している点は?

西林:コンペ向けのクラスがあって、インストラクターがこれまで経験してきたことを伝えています。インストラクター自身も試合に出ているので、それを見て会員さんも試合に出てくれている部分が大きいと思います。

――最後に、2026年のチーム目標を教えてください。

西林:マスター世代はかなり強くなってきましたが、課題はアダルトです。まだ勝ち切れていない部分があるので、そこはインストラクター全員で課題だと認識しています。アダルトでも勝てるチームを目指したいですね。

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