
9月12~13日、ポーランド・クラクフのタウロン・アリーナで「ADCC世界選手権2026」が開催された。
本戦開幕を翌日に控えた11日(金)には、同会場で「ADCC Amateur World Championships」が行われ、日本からBOYS 13-14歳・-50kg級に伊藤剛太郎(トライフォース柔術アカデミー)が出場。伊藤は、今年のADCCタイオープン(同-55キロ級)で優勝を飾っている。
29名がエントリーしたトーナメントに名を連ねた伊藤は、ベスト16進出を懸けた初戦でチェコのアダム・ドチカルと対戦。序盤から得意のタックルで主導権を握ると、トップからパスガードを仕掛けて相手を揺さぶる。さらに、相手が立ち上がったところを再びテイクダウンで加点し、最後までリードを守って5-3で勝利した。

続くベスト16戦では、ウクライナのアンドリー・グレチコと対戦。ボトムから展開を作ろうとする伊藤に対し、グレチコはがぶりからニンジャチョークへつなぐ。伊藤も懸命にディフェンスを試みたが、最後はタップ。ベスト16で大会を終えた。
ADCCは、2028年に18歳未満を対象とした「ADCC Youth Championship」の開催を発表しており、本戦出場権を懸けたYouth Trialsも予定されている。
今回、世界の舞台でADCCルールを経験したことは、伊藤にとって大きな財産となるはずだ。国内のグラップリングユース世代にとってADCCという新たな目標が生まれる中、ひと足早くその舞台を経験した伊藤の成長に注目したい。
