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Orbit Submission Series参戦レポート by 渡部修斗

初めまして!渡部修斗と申します。

今回初めてJiu Jitsu NERDさんで旅レポを書かせていただきます。

6月6日、アメリカ・アイオワ州で開催された「Orbit Submission Series」というグラップリング大会で、バンタム級タイトルマッチに挑戦するため参戦してきました。

試合決定まで

今回の試合は、昨年末からお世話になっているLion Global Management(LGM)さんが話を持ってきてくれたことがきっかけでした。

しかも、初参戦にも関わらずいきなりタイトル挑戦。

話をいただいた瞬間に「ぜひやりたいです」と即答しました。

正直、自分のような軽量級グラップラーが海外でこういうチャンスをもらえる機会は多くありません。

だからこそ、本当に嬉しかったです。

アメリカの中でも「アイオワ州ってどこ?」と思う方も多いと思います。

場所としてはアメリカ中西部に位置していて、とてものどかな地域。

豚ととうもろこしが有名らしく、自然が多い印象でした。

観光地という感じではないので、日本語の情報もほとんどありませんでした。

日本時間6月4日に出発。

ロサンゼルス→フェニックス→イースタンアイオワというルートで、約20時間かけて現地時間の深夜0時頃に到着予定でした。

……が、途中で飛行機が遅延。

フェニックスで完全に足止めになってしまいました。

そこからはChatGPTを駆使しながら英語で航空会社と交渉。

翌朝便への振替とホテルをなんとか確保してもらいました。

「まあホテル泊まれるならラッキーか!」と思ってその日は休み、翌朝6時に起きて再び空港へ。

しかし、保安検査を終えて搭乗しようとすると、

「あなたの席はありません」

と言われました。

どうやら前日に渡されたチケットが“スタンバイ(キャンセル待ち)”だったようです。

「もうどうなるの!?」という感じでしたが、今度はダラス経由でアイオワへ向かう便を手配されました。

フェニックスから約2時間半かけてダラスへ。

さらにそこから約2時間。

ようやくアイオワに到着したのは試合前日の17時半頃でした。

本当にギリギリでした。

到着すると大会スタッフの方が空港まで迎えに来てくれていました。

今回の契約体重は61.2kg。

自分は減量がなかったため、まだ体力にも余裕がありました。

スタッフの方も気を遣ってくださり、その場ですぐ計量。

無事パスし、そのまま食事に連れて行ってもらい、ホテルまで送迎してもらいました。

海外遠征は不安も多いですが、現地の方々が本当に親切でかなり助けられました。

試合当日、自分の試合は20時頃予定。

ホテル周辺で軽く食事をし、コンビニに寄る程度で、なるべくリラックスして過ごしました。

そして会場入り。

自分の試合はメインイベントでした。

対戦相手は、2度防衛に成功している王者ティミー・カーペンター選手。

BJJ黒帯で、特にレッグロックを得意としている選手。

実際、ほとんどの試合を足関節で一本勝ちしていました。

試合が始まると、相手はすぐに引き込んで足関節を狙ってきました。

そこは落ち着いて早めに対処し、サイドポジションを奪取。

そこからバックへ回り、自分の得意技である“マジカルチョーク”を極め、約1分で一本勝ち。

新王者になることができました。

まずは結果を出せて、本当にホッとしました。

次の目標

今回勝利したことで、まだ正式決定ではありませんが、年内にシカゴで開催されるさらに大きな大会へ参戦できる可能性が出てきました。

そこの現王者は本当に強い選手です。

でも、自分はそういう強い選手と戦いたい。

そして勝ちたい。

正式決定したら、その舞台へ向けてさらに強くなって挑みたいと思っています。

次は7月に開催される「ROMAN.5」で道着MMAの試合があります。

また全く違うルールになりますが、しっかり準備して挑みます。

最後に

今回の遠征では、本当に色々な予想外のことが起きました。

でも、その分精神的にもかなりタフになれたと思います。

そして、現地でサポートしてくださった方々が本当に優しく、自分を歓迎してくれたことが何より嬉しかったです。

大変でしたが、とても良い遠征になりました。

これからも世界を意識して戦い、自分自身が納得できる結果を残せるよう日々精進していきます。

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました!