
こんにちは、TATORUの高本奈月です。
今回は予定していた試合のコラムではなく、昨日熊本で起きた地震について書きたいと思います。
7月28日(火)、地震が発生した日の夕方、私は道場で会員の皆さんを迎える準備をしていました。
突然大きな揺れが始まり、その瞬間、10年前の熊本地震の記憶が一気によみがえりました。
あの時と変わらない命の危険を感じる大きな揺れでした。
2016年の熊本地震では、大きな揺れの後に本震が発生しました。その経験があったからこそ、「もっと大きな揺れがくるかもしれない」という不安が頭をよぎり、10年前の恐怖がフラッシュバックしました。
揺れがおさまった後、道場内を見渡すと、棚や備品は倒れ、置いてあった物はほとんど崩れ落ち、エアコンからは大量の埃が舞っていました。
高亀先生とすぐに連絡を取り合いながら状況を確認し、安全を最優先に考え、タイミングを見て自宅へ帰りました。
その後、TATORUから数キロしか離れていないイオンモール熊本で大きな事故が起きたことを知りました。
TATORUの会員さんの中にもイオンモール熊本で働いている方や、その場に居合わせていた方がいて本当に心配でした。
一人ひとりの安否が確認でき、全員が無事だと分かった時は心から安心しました。
2016年の経験があったからこそ、高亀先生と何度も話し合い、「まずは会員の皆さんの安全を最優先にしよう」という考えで一致し、一時休館という判断をしました。
そして今日からようやく道場の片付けと営業再開に向けた準備を始めました。
復旧作業には会員さんも駆けつけてくださり、一緒に汗を流しながら道場を元の状態へ戻していきました。
「何か手伝えることはありませんか?」
そんな温かい言葉をかけてくださる方も多く、改めてTATORUには本当に素晴らしい仲間がいることを実感しました。
また、全国の柔術仲間や関係者の皆さんからも、たくさんの心配や励ましのメッセージをいただきました。
離れた場所から熊本やTATORUを気にかけていただき、応援してくださる方がこんなにもいることが本当にうれしく、その一つひとつの言葉が私たちに勇気と力を与えてくれました。
最後になりますが、このたび被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
そして、ご心配や励ましのお言葉をくださった皆さま、本当にありがとうございました。
一日も早く熊本に穏やかな日常が戻ることを心から願っています。


